あなたは柔らかい笑顔を浮かべた。
あなたは呆れたように笑った。
あなたはその言葉を飲み込んで、あなたの特待生に向かって少し歪に微笑んだ。
あなたはボロが出てあなたの特待生を怖がらせる前に少し強引に話題を変えた。
2人は肩を並べて廊下を歩く。しばらく歩いていると職員室に到着した。
ダンテはため息をついて、あなたとあなたの特待生を職員室に入ってくるよう指示を出す。
ダンテは手元の書類から視線を外すことなく、2人に淡々と聞いた。
ダンテはサングラス越しにあなたの顔を見た。
あなたは琥珀色の瞳でダンテを見つめた。心なしかその瞳は揺れている。
あなたの特待生は自分がいかに平和ボケしていたのか思い知り、反省した。
あなたの特待生は今、一番近くにいるグールであるあなたの顔をチラリと見た。
そう言って突然、横から割り込んできたのはハイドだった。
ダンテはそう言って頭を抱えると、引き出しから一通の書類を取り出し、あなたとあなたの特待生に差し出した。
再びフロストハイムへの訪問を命じられ、あなたの特待生の胸の奥に、もやっとした気持ちが広がる。
ダンテの言葉にあなたの特待生はダンテの目線の先のあなたを見る。
あなたは顔を顰め、全面に嫌悪感が溢れ出てる。意外にも子供らしい表情をするあなたにあなたの特待生は思わず笑ってしまった。
ダンテのその言葉はあなたにもあなたの特待生にも向けられたものだった。
2人はほぼ同時に返事を返し、一礼をして職員室を後にした。
ダンテは2人が去っていった職員室の扉をまっすぐに見つめた。
職員室を去ったあなたとあなたの特待生は特段会話もなく、廊下を進んでいた。
すると、殆ど同時に2人の携帯が鳴った。
蓮
あなたはあなたの特待生にお辞儀をして、その場を去った。
スポットライト枠
K S . 様(間違ってたらすいません!!)
藍世 様
Akari 様
スポットライトありがとうございます!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!