第2話

◇ 幼気
22
2026/01/22 10:59 更新
ポセイドン
 お前っ  !!  
 また俺の仕事増やしやがって ... !!!
あなた
 こないだサボったの誰だっけ ? 
ポセイドン
 こんのっ ... !! 
あなた
 お互い様だね   
  いつも言い合う彼は 、弟みたいな雰囲気 。
  海神のくせして背が低くて 、
  言ってる言葉も幼くて 。
  だけど 、何故だか可愛らしい 。

  文句を垂れつつ仕事をこなす彼が面白くて 、
  じ ~ っと眺めていると 、
  自然に頬が緩んでしまう 。
ポセイドン
 なんだよ 、さっきから俺の顔見て ... 
  少し照れくさそうに下を向きながら
  こんなことを聞いてくる姿が
  どうしようもなく可愛くて 、
  その気持ちが声となって溢れてしまった 。
あなた
 … 可愛いなって思って  
ポセイドン
 は 、おまっ ,  何言って ... !!  
  普段の青みがかった肌を
  耳まで真っ赤に染めて 、
  私と目を合わせようとしない
  その姿までもが可愛い 。

  私は懲りずに 、彼に向かって
  " 可愛い " と囁き続けた 。
ポセイドン
 マジでさぁっ ... !!!  
  顔を上げてようやく私と目を合わせた彼は 、
  決意でも固めたかのように
  私の手を優しく引き 、
  やはり照れくさそうに小さく呟いた 。
ポセイドン
 … 褒める気あるなら 
 " かっこいい " って言えよ ...
  結局カッコつかないとこ 。
  耳まで真っ赤にしながら話すとこ 。
  私に対して少しだけ 、素直なとこ 。
あなた
 全部可愛いからなぁ ... 
  
  悩みながら答えた私に 、
  彼はまた顔を赤く染めていた 。

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