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第1話

第一章:『君』
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2026/04/02 08:00 更新





























































      … ここはどこ ?












































































        あなた達は誰 ?
































































































     家族はどこ ? みんなどこ ?





























































































  あの子は誰 ? どうしてこちらを見ているの ?












































































































 … 誰 ? 





 人形を疑った少年は 、ジッとこちらを見ながら話しかけてきた 。そんな顔で見られると 、息が詰まる 。宝石のようにキラキラした眼差しだが 、暗い森の湖のように光を通していなかった 。本当に 、人形のように生きていないようだ 。





 … っ 





 … 知能レベルが低いのかな 
 性別は ? そもそも喋れる ? 





 そう言われてハッとした 。この人に悪気は無いのだと 。自分の思い違いで勝手に圧迫感を抱いてしまったことに自分で反省する 。あ 、いけない 。質問の内容に答えていなかった 。





 … 興味無いから 、わかんない 





 そう言うと彼 ? は身を乗り出した 。半歩距離が近くなる 。自分の性別が分からないだけでそこまで乗り気になるものだろうか 。わけも分からないまま混乱してしまう 。そこに背筋をピンと伸ばしたまま突っ立っている自分をまるで未確認生物でも見るかのように眺めてくるその眼差しが少し不気味で背に冷や汗が伝った気がした 。





 … そう 、お母さん達は ? 





 … 記憶にないから 、わかんない 





 … 
 じゃあ 、名前は ? 





 … 
 興味無いし … そもそも 、無いと思うから 
 わかんない 





 そう言うと 、若干輝いていた瞳からふっと光が消えた 。地雷を踏んだのだろうか 、そう思ってソワソワしていると半歩後ろに戻った 。尋問タイム ? はどうやら終わりらしい 。





 … … … そっか 
 お気の毒だね 、少なくとも可哀想とは言えないのが申し訳ないけど 。 
 僕らは捨てられて当然だからね 





 「 可哀想とは言えない 」と言っている代わりに 、その瞳は自分のことをとても哀れだと思っている瞳をしていた 。目は口ほどに物を言うとはこの事なのだと理解した 。本気で可哀想と思ってくれている事が嬉しいのだけれど 、何故其れを言えないのかが少し気になった 。そして同時に 、「 何故彼は質問ばかりで自分のことを教えてくれないのだろう 」と疑問が浮かんだ 。名前すら知らない人に全てを教え … … では無いのだが 、あまりにも不公平だと思った 。ので 、名前くらいは聞いてみたかった 。





 … 名前は ? 





メルト
 僕 ? 僕の名前はメルト・ア・フェメロ 
メルト
 気軽にメルトってよんでくれたら嬉しいかな 





 … 





 あまりにも無警戒に言うものだから 、少し戸惑った 。何を言えばいいか分からなくて 、口をぱくぱくと開け閉めした 。この人は他人のことを友達感覚として見ているのか ? それとも相手を仲間だと断定したから ? 分からないことだらけでまた黙ってしまった 。





メルト
 信用出来ない ? そりゃそうだよね 、少しずつでいいよ 
メルト
 … この空間 、わかんない ? 





 … … 





 当たり前だ 、目が覚めたら知らない大人の人達が自分を囲んでいて 、また気がついたら目の前に知らない男の子が座っていた 。それだけで「 ここが何処か 」なんてわかるわけが無いから 。





メルト
 … それにしても 、名前が無いって不便だね 
メルト
 僕が君の名前付けてあげる 。何にしよっかな 
メルト
 そうだ 、好きな色は ? それから取ろう 





 … … ピンク 





メルト
 お ー け ー 、ピンクね 
メルト
 … ネメシア・メーテルなんてどうかな 
メルト
 今日から君の名前は「 ネメシア 」。わかった ? 





ネメシア
 … … わかった 





メルト
 そして君は女の子 。性別は女の子だよ 
メルト
 まあ何方も仮だから 、分かったら本物の方に変更するけれど 





ネメシア
 … わかった 





 ネメシア・メーテル 。女の子 。改めて自分の服装を見た 。少しヒールが付いたブーツを履いているし 、胸も少しだけ膨らんでいる 。スカートも履いているから 、きっと本当に自分は女の子なのだろう 、今信頼出来る者は彼しか居ない 。





ネメシア
 … あの 、ところで 
ネメシア
 … ここは 、どこなの 





メルト
 … 
メルト
 そうだなあ … 単刀直入に言うと 、 









































































メルト
 " 地獄 " 
メルト
 その表現が一番正しいんじゃないかな 







































































    _________ 地獄 … ?































































4月1日間に合いませんでしたどうもちろちゃん。です
殺してくださって構いません。殺してください
販売もゴールデンウィーク間に合わなそうです。何とかしたいですが何とかなりません。
表紙は受け付けます、良ければこの画像に貼っつけていい感じにしてください。


次回からは色々裏話して行きます。是非お買い求め下さい。今は販売までお待ちください。遅刻の件、誠に申し訳ございませんでした。

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