「おはようございます...」
ノアが眠い目をこすりながら部屋を出ると昨日まで床を占領していた紙が綺麗さっぱりなくなって、代わりに本棚にみっちりと詰まっていた。
「あのベッド、硬くなかったか?」
台所からシルラが言う。
「大丈夫です、ありがとうございました」
よかった、と言ってテーブルにトーストとスクランブルエッグを載せた皿を運んできた。
「今日は街に行くぞ、色々無いからな」
「街、ですか」
大体のものは村で調達できたから街にはある種の憧れがあった。
「ふふっ、いいですね」
「用意が出来たら行くから早く食え」
「はい」
胸を躍らせながらノアは答えた。
赤いニットのタートルネック、紺色のズボンに白いロングカーディガンを中途半端に腕を通したシルラが言う。
「杖を貸してみろ」
「どうしてですか?」
「あったほうが何かあった時に便利だ」
「そうですか」
部屋から杖を持ってきて、シルラに渡す。
「変化魔法」
シルラが唱えると杖が木目に赤い菊をあしらった腕輪になった。
「着けてろ」
シルラがノアに腕輪を渡す。
それは驚くほどノアにぴったりだった。
すごい、と感心しているノアをよそにシルラは外に出て早くしろ、と言った。
シルラの家は低い山にある。
だから少し歩けば麓の街が見えてきた。
「シルラさん、昨日の話ですが」
「昨日?...あぁ」
「僕、ウォーロックを殺せる様になりたいです。
ウォーロックが憎くて憎くて仕方がないんです、
僕の全て奪ったウォーロックが憎いです。」
「そうか」
シルラが柔らかく言った。
「明日から魔法の練習、始めるか」
そう言って、ノアの頭を撫でた。
「もうすぐ街だ」
シルラが指さした先には人が沢山いる、賑やかな街があった。
わああああああああ
スランプうううううぁああああああ
マレウス氏いいですねぇ
色気がやばいです
ねんんむいです
シルラさんのビジュ決まりました
ノアくん一生決まりません
イメージ村田さんです(鬼滅)
計画的に書きだめを












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。