第37話

# 34
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2026/05/02 11:04 更新










 おまえ なまえは ? 





 わたしは あなた 
あなた
 きみ は ? 





lrn
 ローレン 





 当時の俺達は まだ 五才 。

 このスラムで生きていくには
 苦しいことも 沢山あった 。

 それでも 生き延びることが出来たのは
 一人ではなかったから かもしれない 。




あなた
 ねえろーれん これなにー ? 





lrn
 っおい かってにさわんな ! 





あなた
 えっ 





lrn
 あぶないやつだったらどうすん ... 
lrn
 え 、 ないて 





あなた
  





lrn
 っごめん 、 ごめんな ? 





 あなたは 泣き虫だった 。
 ちょっと注意をしようとしただけで
 怒られたと勘違いをして 泣き出す 。

 同い年とは思えない程に
 外見も 精神も 幼かった 。
 生まれた時から 親に疎まれていたらしい 。
 家が燃えた時も 、
 " お前のせいで " と言われて
 挙句の果てに捨てられた 。
 ろくな食事も取れず 、
 同年代の子供と関わることも なかったせいだろう 。

 だからか 、 好奇心旺盛だったあなたは
 何でもかんでも 俺の真似をしようとした 。









 出会った時から 数年が経った頃 。




あなた
 ... ♪ ~ 





lrn
 それ 、 俺が前 歌ってたやつ ? 





あなた
 ! ... きこえてないと おもったのに 





lrn
 こんな隣で歌ってて
 聞こえない訳ねぇだろ 笑 





 俺がどこかで聞いて 軽く口ずさんでいた曲を
 あなたが 真似して 歌うことがよくあった 。




あなた
 ... ローレンは なんでもしってるよね 
あなた
 この歌も 、 どうやってしったの ? 





lrn
 前にちょっと外に行った時に 
 聞いた 。





あなた
 ふーん 





lrn
 ♪ ~ 





あなた
 ... ♪ ~ 





 それからは 二人で歌うことも増えて 、

 隣で歌って笑うあなたを見ると
 胸が苦しくて仕方がなかった 。






  𝐧𝐞𝐱𝐭 ❥❥❥ 


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