第38話

# 35
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2026/05/02 13:11 更新










 それから 数年が経って
 俺は 将来の事を 真面目に考えるようになった 。

 勿論 、 俺だけじゃなくて
 あなたのことも 。




 あなたは 物凄いスピードで
 歌が上手くなった 。
 それに 見た目も 、
 少し 不健康な体型ではあったが
 そこら辺の子供とは 比べ物にならないくらい
 可愛らしかった 。
 いや 、 俺が親バカみたくなってるだけとか
  そういうレベルでもないくらいに ...





lrn
 なぁ あなたはさ 、 
lrn
 歌うの 好き ? 





あなた
 好きっ !! 
あなた
 んー ... せかいで2ばん目くらいには 
 好きかな 〜





lrn
 ... これからも ずっと歌いたい ? 





あなた
 ずっと ... 歌いたい ! 
あなた
 ねぇ 前にさ ローレン言ってたよね 
 歌を歌うおしごと ある って





lrn
 言ったな 





あなた
 あなたね 、 それになりたい ! 
あなた
 なれるかな 〜 ? 





 両足を交互に揺らして
 夜空を眺める彼女の瞳は
 真っ暗な空で光るどの星よりも輝いていた 。



 やっぱり いろんな仕事の話を
 しておいて正解だったかもしれない 。
 あなたにも興味を持てる仕事があって良かった 。

 ただそんな事だけ考えて
 俺は 沢山働きまくって金を貯めて情報を集めて
 やっと あなたを養子として
 迎え入れてくれる夫婦を見つけ出した 。

 二人は 少し高齢だったが
 子供ができなかったらしく 、
 愛嬌もあって可愛らしいあなたのことを話せば
 " 是非うちに " と 喜んで受け入れてくれた 。




あなた
 ぇ 、 なんで 
あなた
 ローレンは ? ねぇ , ねぇってば !! 





 ただ老夫婦は
 一人の面倒を見るので限界だそうで
 俺は まだ一人で生きていくことにした 。

 とりあえず あなたには
 すぐにでも 普通の生活を送れるように
 なって欲しくて 。




あなた
 ねぇ やだ ... やだよ 、 
あなた
 ローレン 、 ずっと 一緒って , 言ったのに 





 それが あなたにとっての
 一番の幸せになると 思っていたから 。






  𝐧𝐞𝐱𝐭 ❥❥❥ 


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