リビングに行くと、、
三)遅いよ〜きよはるくん…
仮)何んで清春くん呼び??w
涼)きよちゃんなんか顔赤くない?熱でもある?
三)きよちゃん、熱あるん!?大丈夫??どっか痛ない?苦しない?なんか買っt…
小)大丈夫だよ!きよさっき盛り上がりすぎたんだよね?^^*
清)そ、そう、そうやんね、アハアハ…大丈夫よ
三)きよちゃんうs..
慶)撮影!始めんぞ
俺の言葉を拒むように市川くんは半強制的に撮影を始めた。
市川くんと小太郎がきよちゃんから離れることはなく、俺がきよちゃんにホントのことを聞くこともできなかった。
俺が隣に行こうとした時にはもう遅かった。
小太郎と市川くんはきよちゃんを挟むようにして、座った。
慶)せーの。
みんな)ハコイリムスコです。
撮影中は至って普通だった。
結局いじられるのはきよちゃん。
笑って受け流して、、
きよちゃんと別れてから余計に頭から離れない。
あれから家で撮影以外であった記憶がない。
それに別れを切り出してきた時、きよちゃんはなにかに怯えてた。
その真相さえ聞くことが出来ない。
清)…なと、みなと!
三)っ!
清)何ボーっとしとんねんw
三)ごめん…
清)考え事?なんか悩んどん?
三)ちょっとね…
清)話しきk...
小)みなちゃーん!
三)はーい、
こたろーくん呼んどるから先いくね
清)う、、ん
聞いてもらいたい。
てゆうか俺が聞きたい。
きよちゃんになんで俺と別れたん…
なんで俺の手、離したん…
なんで別れてまで俺に優しくするん…
なんで…なんでなん…
きよちゃんは優しすぎるんよ…
俺その優しさにずっと包まれてるもんだと思っとった…
でも俺にはそんな資格なかったっちゅうことやんね……
俺じゃダメやったんね…
三)こたろーくん、いつも部屋できよちゃんと何してるん…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!