《ふうはや視点》
きっかけは本当にくだらない事。
ただただ俺が邪魔だったからという話から広がっていった。
中学生の頃...
俺がいつも通り教室に入ると、水をかけられた。
そんな毎日がずっと続いた。
水をかけられ、靴箱に画鋲を入れられ、教科書をごみ箱に捨てられ...。
殴られたり蹴られたりまではされなかった、けど俺はもう死にたくなっていた。
でも...。
俺が屋上の柵を乗り越えようとしたとき、声をかけられた。
俺は気がつけば涙を流していた。
そういって、りもこんは俺を抱き締める。
りもこんは俺が泣き止むまでずっと側にいてくれた。
多分りもこんと出会わなかったら、俺今生きてないと思う。
りもこんは俺がいじめられてた話を聞いて、証拠集めや、そいつらへの抗議をしに行ってた。
その後からはいじめが無くなったんだよね。
...りもこんは本当に凄いな...。
そこからは高校生になるまではりもこんと二人で過ごしてたな。
現在...
あぁ、皆は優しいな...。
凄く...温かい...。
やっぱり俺は...いんくの皆との思い出が一番好きだ。
深夜...
《りもこん視点》
皆が寝静まった時間の時、俺は置き手紙を書いて机に置く。
音を立てないように部屋を出て玄関へ向かう。
玄関に着くと、俺はドアノブに手をかける。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。