第44話

特別休載番外編 〜大晦日〜
24
2024/12/31 13:00 更新
12月31日。
この世界線は本編とは別の世界線だ。だから今頃、本編では俺はインドにいるんだろうな。
年が明けてから本編が更新される前にちょっとした箸休めとして、今回は俺、村本爽人視点じゃなくて三人称視点で俺たちの様子を覗いていこう。
本川 正晴
本川 正晴
あけおめ〜。
爽人の家の2階で作業をしていた正晴が、1階へ降りてくるやいなやそう言いました。
村本 爽人
村本 爽人
まだ早えよ。
爽人は年越し蕎麦を用意していたところでした。
今はまだ22時頃。ちょうどこの話が投稿される頃です。
本場の冬が始まろうとしているこの寒さに、窓から外の様子を見た正晴は少し震えました。
本川 正晴
本川 正晴
おっ、紅白tuki.歌ってんじゃん。
大晦日の日に投稿されたこの話を当日に読んでくれている人は少ないかもですね。読んでくださっている皆様には心よりお礼申し上げます。
この話を書いているのは28日なので実際に22時にtuki.様が歌っているのかは分かりませんが、そこは割愛していただけると幸いです。
村本 爽人
村本 爽人
ほら、取りあえず腹減っただろ。食うぞ食うぞ。
爽人は正晴の前にそこそこ大きい器に入った年越し蕎麦を出しました。
本川 正晴
本川 正晴
悪いね。いただきまーす。
ほぼ同時に麺を啜った2人は、お互いに顔を見合わせました。
村本 爽人
村本 爽人
...正直よ、あんま美味しくねーな。
本川 正晴
本川 正晴
人が作ったモンにそういうこと言いたくねえけどさ、やっぱそう思うか?
村本 爽人
村本 爽人
えーっ。俺普通に作ったはずなんだけどな。俺が料理まあまあ得意なのはお前も知ってるだろ?
本川 正晴
本川 正晴
この際だから言うけどお前おにぎりしか作ったことねえだろ。
正晴は少しの希望を抱いてダシの効いてそうなスープを飲んでみました。
本川 正晴
本川 正晴
ああ、でもスープは割としっかりしてるな。なんつーか、煮干しから取れたダシが上手いこと噛み合っててよ、それに一緒に乗ってる海老フライの天かすが良い感じに混ざって味と一緒に食感も楽しめるダシって感じ。こりゃ旨いわ。
村本 爽人
村本 爽人
なんかごめんけどそれインスタント。あと煮干しじゃなくて鰹節かつおぶしと昆布のダシ、それ。
「お前舌どうなってんだ」と言う爽人の視線に、正晴はダラダラと冷や汗をかき始めました。
本川 正晴
本川 正晴
全部撤回する...とほほ...余計なこと言うんじゃなかったぜ...
村本 爽人
村本 爽人
年の終わりにバカ舌発動して終わりかよ!心配すんなしばらくイジってやるぜ!?
正晴をイジるには最高のネタを手に入れた爽人は大笑いしながら蕎麦を平らげました。
正晴も、「クソッ」と言いながら蕎麦を完食しました。
村本 爽人
村本 爽人
俺はまだ起きてるぜ。除夜の鐘聞くのが俺の目標だ。
本川 正晴
本川 正晴
いいなそれ。じゃあ俺も起きてるよ。
2人でソファに座りながら、紅白歌合戦を鑑賞していれば、きっと簡単なことでしょう。そう、きっと簡単なはずです。
そして時間は流れ、除夜の鐘が鳴り響きましたが2人の耳に届くことはありませんでした。また来年、チャレンジしてみましょう。
松蜜 葛作
松蜜 葛作
特別番外編は明日も投稿します。
松蜜 葛作
松蜜 葛作
本編は1月10日に投稿予定です。
松蜜 葛作
松蜜 葛作
それでは皆さん、良いお年を〜!
蝶子
蝶子
あけおめ〜!
松蜜 葛作
松蜜 葛作
だから早いですって。

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