のあside
13年前
当時、私は、5歳でした。
お父さんはいつもは優しいんですが、飲んでいるときはとても横暴な人でした。
母は看護師で帰りが遅く、深夜に帰ってくる日がほとんどでした。
仕事で疲れた父は、毎日のように酒を飲み、私たちに暴力を振るって来ました。
しかし、毎回母が帰ってくる時には、父は寝ていました。
父に口止めされていたこともあり、虐待されていることは母には言えませんでした。
そんな毎日が続きましたが、翌年、私の人生が変わりました。
いつものように父は、酒を飲んでいました。
ボコッ‼︎
いつものように私は殴られました。
弟のゆあんは、まだ、4歳になったばかりでした。
それでも、いつも私のことを守ってくれる勇敢な子でした。
弟には心配させまいと私は、いつも笑顔でいました。
たまたま、ゆあんは車で遊んでいました。
その車に私の足が当たってしまい、私は転びました。
そして…
ガッシャャャンン!!
酒瓶は父の目の前で割れました。
その瞬間…
ボコッ!
私は、殴られました。
それも、いつもより強く。
まだ幼い私は、この状況を理解するのに時間がかかりました。
そして、それはゆあんも同じです。
ボコッ!ドカッ!
父はゆあんの胸ぐらをつかみ、何回も殴りました。
私も対抗しましたが、
ボコッ!
すぐにやられてしまいました…
数時間後
何時間たったんでしょう
気がつくと、父が寝ていました。
隣では、殴られた跡があるゆあんがぐったりとして、息をするのも辛そうでした。
いつも殴られても血は吐かないのですが、殴られたところが悪かったのか、ゆあんが血を吐き始めました。
ゆあんは過呼吸になりました。
私は、必死で名前を呼びました。
なんど話しかけてもゆあんの過呼吸はおさまりませんでした。
その時…
母からすると、地獄絵図だったでしょう。
酒瓶は割れ、子供は殴られた跡があり、父は呑気に寝て、息子は過呼吸になっているんですから。
そこからは早かったです。
母が救急車を呼び、父は虐待で捕まり、離婚も決まりました。
しかし…
父と母は、離婚してから毎日電話で口論をしていました。
当時の私にはわからない内容でした。
母のその言葉は、とても頼もしかった…
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。