第9話

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2024/06/01 11:00 更新
えと
協力…ってどうすれば?
のあ





のあ
まずは、私の過去を聞いてもらってもいいですか?


えと


のあside
13年前







当時、私は、5歳でした。




お父さんはいつもは優しいんですが、飲んでいるときはとても横暴な人でした。



母は看護師で帰りが遅く、深夜に帰ってくる日がほとんどでした。

仕事で疲れた父は、毎日のように酒を飲み、私たちゆあん&のあに暴力を振るって来ました。


しかし、毎回母が帰ってくる時には、父は寝ていました。


父に口止めされていたこともあり、虐待されていることは母には言えませんでした。












そんな毎日が続きましたが、翌年、私の人生が変わりました。



のあ父
おい!のあ!酒をもってこい!
いつものように父は、酒を飲んでいました。
のあ
おとーさん…お酒はやめた方が…
のあ父
うるせぇ!
ボコッ‼︎
のあ
イ”ッッ
いつものように私は殴られました。
ゆあん
やめてよ!とーさん!
弟のゆあんは、まだ、4歳になったばかりでした。
それでも、いつも私のことを守ってくれる勇敢な子でした。
のあ
ゆあ…ん…
ゆあん
姉ちゃん!
ゆあん
だいじょーぶ?
のあ
へーきへーき!

弟には心配させまいと私は、いつも笑顔でいました。
のあ父
酒はまだか!
のあ
ッごめんなさい…
のあ
今持ってきます…
ゆあん
ブーブー!
たまたま、ゆあんは車で遊んでいました。
のあ
キャッ!
その車に私の足が当たってしまい、私は転びました。




そして…



ガッシャャャンン!!
のあ父
酒瓶は父の目の前で割れました。
のあ
あっ!
その瞬間…
ボコッ!
ゆあん
え…


私は、殴られました。
それも、いつもより強く。
のあ
イ”ッ!?
まだ幼い私は、この状況を理解するのに時間がかかりました。
そして、それはゆあんも同じです。


ボコッ!ドカッ!
ゆあん
ア”ァ‼︎
父はゆあんの胸ぐらをつかみ、何回も殴りました。
ゆあん
ごめッなッさい…!!
のあ
ゆあん!
私も対抗しましたが、
のあ父
うるせぇ!
ボコッ!
のあ
ウ”!
すぐにやられてしまいました…



































数時間後
何時間たったんでしょう
気がつくと、父が寝ていました。


隣では、殴られた跡があるゆあんがぐったりとして、息をするのも辛そうでした。


ゆあん
スゥ………ハァ…ッ!?
のあ
ゆあん…?
ゆあん
ゲホッゲホッ!?
のあ
え?



のあ
血?
いつも殴られても血は吐かないのですが、殴られたところが悪かったのか、ゆあんが血を吐き始めました。
ゆあん
ウ”ウ”ゥゥ…
ゆあん
ゲホッゲホッガハッカヒュッゲホッ!
のあ
ゆあん⁉︎
ゆあんは過呼吸になりました。
のあ
ねぇ、ゆあん!!ゆあん!
私は、必死で名前を呼びました。
ゆあん
ゲホッゲホッカヒュッガハッカヒュッヒューッゲホッ!
なんど話しかけてもゆあんの過呼吸はおさまりませんでした。


その時…


のあ母
ただいま…





のあ母
え?


母からすると、地獄絵図だったでしょう。



酒瓶は割れ、子供は殴られた跡があり、父は呑気に寝て、息子は過呼吸になっているんですから。

のあ母
ゆ、ゆあん!





















そこからは早かったです。



母が救急車を呼び、父は虐待で捕まり、離婚も決まりました。

しかし…
のあ母
はぁ?
のあ母
息子だけでもくれ?
のあ父
あぁ。
のあ母
どの口聞いてそれ言ってんの?
のあ父
次は、ちゃんと育てるからさ!
のあ母
いやよ!
父と母は、離婚してから毎日電話で口論をしていました。


当時の私にはわからない内容でした。
のあ
おかーさん…
ゆあん
かーさん…
のあ母
………
のあ母
大丈夫よ。私が守るわ。



母のその言葉は、とても頼もしかった…









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