第9話

蜜の夜
53
2026/08/10 15:00 更新
「……っ、ふたりとも……ほしい、っ、もっと、愛して……っ」

甘く優しい愛撫に脳髄までとろかされ
理性のかけらすら溶け残っていなかったあなたが
潤んだ瞳で蕩けた声をあげる

自分たち以外何も見えなくなったその姿に
なるせと叶は胸を射抜かれたように息を呑んだ
ふたりが顔を見合わせ、無言の同意が交わされる

「……仕方ないなぁ、そんな顔されたら、我慢できないでしょ」

なるせがスルスルと下半身へと移動し、あなたの足の間に膝をつく
同時に、叶はあなたの上半身へと腕を這わせ、その顔の横へと移動した

目の前に差し出されたのは、昂ぶりと愛おしさで熱を帯び、大きくなった叶のそれだった

あなたが戸惑いながらも
優しく小さな手でそれを包み込むと
叶は「っ……は、あ……」と甘く痺れたような熱い息を漏らす
その刺激にびくっと大きく跳ねた熱を、
あなたがそっと唇を開いて温かく迎え入れた

ねっとりと湿った口腔に包み込まれ、
叶は頭の芯が痺れるような快感に身をよじる

「っあ……っ、あなた、上手……っ、そんなに吸い付かないで……」

頭上で叶が甘い声を漏らすと同時に
下ではなるせがゆっくりと腰を沈めていた

「……入るよ、あなた、力抜いて……」

あふれ出した愛液で十分に濡れた場所に
なるせの熱いものがゆっくりと
押し広げるように奥へと侵入していく

自分のナカが大きくて熱い硬さに満たされていく感覚に、あなたの体がびくりと大きく跳ねた

「っは……あ、なるせ、くん……っ!」

「ん……いいこ、すごくあったかい……あなたのナカ、狂いそうになる……」




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