時系列が狂っていて非常に申し訳ないです。
読みにくくても許してくださる方に感謝いたします。
この物語は、篠原君と華菜ちゃんが付き合った後からです。
ですので、篠原君はまだ華菜ちゃんのことを「沢田さん」と呼んでいます。
この話を先に書けば良かったですね。
配慮が足りなくて申し訳ございません💦
華菜side
なんと、昨日、篠原君と付き合うことができました!
私がそんな嬉しさに浸っているのも束の間。
新たな問題が私の頭を掠める。
友達に報告した方がいいのかな・・・?
でも、私、中学校からの仲いい子なんていないし、、、。
私の友達って言ったら、唯ちゃん達くらいだ。
と言っても、唯ちゃんたちも篠原君のことが好きだと言っていたのを思い出し、言おうかどうか迷っているという状況なのである。
篠原君に相談してみたところ、、、
とのこと。
どっちがいいんだろう。
私としては言いたい。
だって、友達だから。
友達にはできる限りの誠意を示したいと思っているし、それこそが人としての誠実さだと思うのだ。
一方で、『言わなくていい、逃げてしまえ』と、囁く悪魔な私もいて、、、
私が一番危惧しているのは、わたしが篠原君と付き合っているということを唯ちゃん達に言うことで、友達という関係が崩れてしまうということだ。
小さい頃から付き合っている、気心の知れた間柄ならまだしも、私達はつい最近付き合ったという日の浅い間柄。
だから、その関係が崩れるのが怖くて、、、
そのことを篠原君に言うと、
と言ってくれる。
逃げ道を作ってくれる。
私のために。
そんな優しい言葉に流されちゃいけないって、甘えちゃいけないって分かっているのに、どうしても天秤は悪魔の方へ傾く。
そんな私の心中を分かっているのかいないのか、篠原君はこんなことも言ってくれた。
その言葉に私は驚く。
私は間違っていたのかもしれない。
確かに日数なんて、友達になったばかりだったら浅くて当然だ。
運命の人にだっていつ出会うか分からない。
その人のことも日数で判断してたら人生なんて成立しないに決まっている。
唯ちゃん、琴ちゃん、理沙ちゃんには、ちゃんと私の本心を伝えよう。
言って嫌われるんなら、悔いはない。
とっても悲しくなるだろうけど、言わない罪悪感よりはマシだ。
静かに決意を固める私を篠原君は優しく見守り、そして送り出してくれた。
なんて、甘い言葉と共に。
——————————
あれから2日が経ち、週明けの月曜日、登校する日となった。
私は気合を入れていつもより早く学校へ行き、唯ちゃん含む3人が来るのを待った。
篠原君が気を遣って、一緒に言おうかと提案してくれたけれど、私はそれを断った。
私の大切な友達である唯ちゃん達にはどうしても自分一人で報告したかったのだ。
私が教室へ着いてから5分ほどすると、唯ちゃん達3人がやってきた。
最初は足がすくんで立ち上がれなかったが、彼女たちが準備を終わらせ唯ちゃんの席に集まっておしゃべりをしようとしているのを見て立ち上がった。
頑張って震える足に喝を入れた私は、よろよろとおぼつかない足どりで唯ちゃんの席に向かった。
私が声を発すると、3人は一斉にこちらを向いて笑顔を見せた。
金曜日とは、先週の私が某クラスメイトに絡まれたことを指しているのだろう。
珍しく私が何か言おうとしていることを察した3人は優しい眼差しでこちらを見ている。
言わなきゃ!!
一瞬時空が止まったかと思ったら、次の瞬間3人の歓声が沸いた。
もっと、否定的な反応をされるのかと思っていた。
私が不安を零すと、3人は顔を見合わせて笑い合った。
何で笑うの!?
少し照れくさそうに顔を隠す唯ちゃん。
驚愕の事実です、、、!!
思わぬところにいた先輩に私は心強さを感じる。
そんなことを考えていたら、つい口から出ていたようで。
そんなことを言いながら、しばらく4人で笑い合う。
全員の笑いが落ち着く頃には、当初の不安なんて微塵もなくなっていた。
友達ってすごいなぁ、、、
唯ちゃん達はきっと、一生モノの友達になるだろうと確信した私なのでした。
☆恋愛と友情の両立は可能か、END★
結果、恋愛と友情の両立は可能でした♡

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!