💗🐶 side








俺 は 始業式 に 出る ため、保健室 から 出て
体育館 へ と 向かって いる。



...... それにしても さっき の 女の子
多分 前 りうら が 言ってた
雨宮あなたちゃん ... だよね ... ？


なんか あなたちゃん から 嫌われてる っぽいんだけど ... え、俺 なんか したかな？

なんも してない と 思うん だけど ...


... ってか、初日 から 一人 の 生徒 に 嫌われて、
これから この 学校 で ちゃんと やっていける か
不安 しか ねぇん だけど ... 大丈夫 かな ... ？



...... まぁ とりあえず、あなたちゃん から
好感度 を 得ない こと には 始まらない よな ... 


よしっ !!
あなたちゃん に 好いて もらえる よう に
頑張るぞ ~~~ !!

あなた side





ないこ先生 が 保健室 から 出ていき、
わたし 一人 に なった。



.................暇だな。


でも 勉強 は する 気分 じゃないし、かと言って
他 に 何か すること が あるわけ でもない。



.........よし 寝るかっ


でも どこ で 寝よう ... ？
勝手 に ベット 使う のは さすが に 失礼 だよね ...
ここ で 寝るか ~



そうして わたし は 机 に 突っ伏して 寝始めた。

💗🐶 side





コンコン

長い 長い 始業式 が 終わり、帰ってきて
声 を かける も 返事 が ない。



...... あれっ？もしかして ... いない？

あなたちゃん を 探す ため、
部屋 の 中 を キョロキョロ している と
規則 正しい 寝息 を 立てて 机 に 突っ伏して 寝ている あなたちゃん が いた。



返事 が ない と 思ったら、寝てた のか。

風邪 引いちゃったり したら 大変 だし、
毛布 でも 掛けといて あげる か。

あなた side

パソコン の タイピング音 で 目 が 覚め、
目 を 開ける と お仕事 を している
ないこ先生 が いた。



... あれっ、もう 始業式 終わったんだ。


......ってか、なんか 毛布 掛かってる けど、
わたし 毛布 なんて 掛けてたっけ ... ？

... ないこ先生 が 掛けてくれた の かな ... ？

やっぱり ないこ先生 が ... 
... 意外 と 優しい とこ も あるん だな ... 

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