第45話

45
5,667
2025/04/20 03:02 更新


ミンギュside







ミンギュ
ミンギュ
(俺……)






流石にやり過ぎた………??








ミンギュ
ミンギュ
(いくらあなたの下の名前ちゃんのことが
好きだからって……)
ミンギュ
ミンギュ
(相手はハニヒョンだもんな、、、)






ハニヒョンとあなたの下の名前ちゃんが控え室を出ていって、

地獄の空気に残された俺はただそのことだけを考える。













︎︎
…っと!!
︎︎
…ちょっと!!
︎︎
ねぇ!ちょっと!!
︎︎
ミンギュヒョン!






ミンギュ
ミンギュ
…ん、え、な、なに、?






スングァン
スングァン
もーー!何回呼びかけてもずっと
ぼーっとして気付かないんだから…!!
スングァン
スングァン
ほんとどうしちゃったのー

ドギョム
ドギョム
今日変だよなんか






ミンギュ
ミンギュ
…別に
ミンギュ
ミンギュ
で、なに






スングァン
スングァン
いやいや、で、なにじゃなくて!

ジョシュア
ジョシュア
あなたの下の名前ちゃんに抱きついてたのって、
ジョシュア
ジョシュア
ほんとなの、?





ミンギュ
ミンギュ
………







ホシ
ホシ
いやなんで黙ってんの、!
ホシ
ホシ
俺ちゃんとこの目で見たけど
しっかり抱きついてたよね!?







ミンギュ
ミンギュ
(うわ最悪)
ミンギュ
ミンギュ
(意外とがっつり見られてんな…)






こんなにも問い詰められるなら、

話し声が聞こえた時点ですぐ離しておけば

良かったなとも少し思えてきてしまう。








ミンギュ
ミンギュ
(まじでなんて誤解とこ…)
















ミンギュ
ミンギュ
(…って、まてよ)
ミンギュ
ミンギュ
(なんかみんな俺が抱きついた
とか言ってるけど……)




正しくは、

抱き"ついた"じゃなくて、

抱き"しめた"なんだけど…!?







抱きついただったらそんなの俺……



欲望のままにあなたの下の名前ちゃんに

飛びかかったみたいになっちゃうじゃん…!









ミンギュ
ミンギュ
(それだけはダメだ、誤解を解かないと)



ミンギュ
ミンギュ
あの、言っとくけどさ、
ミンギュ
ミンギュ
俺は別に抱きついたわけじゃないから
ミンギュ
ミンギュ
抱きしめたの







スングァン
スングァン
…え?
スングァン
スングァン
いやいや……
スングァン
スングァン
どっちも変わんないよ?



ミンギュ
ミンギュ
え、いやいや変わるでしょ…!




ホシ
ホシ
いーや!
ホシ
ホシ
どっちにしろあなたの下の名前ちゃんに
密着してるじゃん!

ドギョム
ドギョム
そうだよ〜
ドギョム
ドギョム
みんな近付かないように
してるのに1人だけずるいよー





ミンギュ
ミンギュ
はぁー、?
ミンギュ
ミンギュ
そんなの近付くのに関しては
別に俺の勝手じゃないの…!?


ミンギュ
ミンギュ
(みんなと違って俺はあなたの下の名前ちゃん
のことが好きなんだし…)
ミンギュ
ミンギュ
(あの時抱きしめるしか
なかったんだから…!)





スングァン
スングァン
はぁ…もう…!
スングァン
スングァン
勝手なわけないでしょー!!
スングァン
スングァン
みんな近付くの我慢してるんだから!




スングァン
スングァン
ねっ、シュアヒョン!




ジョシュア
ジョシュア
…え?
ジョシュア
ジョシュア
あー、








ジョシュア
ジョシュア
……うん、そうだね









スングァン
スングァン
……ん、



ドギョム
ドギョム
……あれ、
ドギョム
ドギョム
なんか今すごい間が…

スングァン
スングァン
えやっぱりそうだよね

ホシ
ホシ
俺も思った、!

スングァン
スングァン
シュアヒョン……?
スングァン
スングァン
もしかして……








ジョシュアside









"みんな近付くのを我慢してる"


…か、









さっきスングァナに聞かれた時、正直ドキッとした。












だって……


























ー遡る数日前ー








ジョシュア
ジョシュア
困ったなぁ…





僕はハニとあなたの下の名前ちゃんを乗せた車を

運転しながら、ただ1人でそう呟いた。










なぜなら……



ジョシュア
ジョシュア
( あなたの下の名前ちゃんが可愛すぎる )





きっと今日の打ち上げで、

あなたの下の名前ちゃんはお酒を飲みすぎたのだろう。







助手席で無防備にすやすやと寝息をたてて

寝ているあなたの下の名前ちゃんは、もう天使そのものだ。








お酒も入ってるせいかどこか色っぽいし、

思わず見ているだけじゃなくて触れたくなってしまう。








ジョシュア
ジョシュア
(でも絶対にだめだ…)
ジョシュア
ジョシュア
(もしそんなの1回でも
触れてしまったら……)






ジョシュア
ジョシュア
(絶対に止まらない、、、)









そう思って俺は運転に集中しようとした。











そのはずだったのに……

























ー数十分後ー





シーンと静まり返った車内に、

優しいリップ音だけが響き渡った。





プリ小説オーディオドラマ