ミンギュside
流石にやり過ぎた………??
ハニヒョンとあなたの下の名前ちゃんが控え室を出ていって、
地獄の空気に残された俺はただそのことだけを考える。
こんなにも問い詰められるなら、
話し声が聞こえた時点ですぐ離しておけば
良かったなとも少し思えてきてしまう。
正しくは、
抱き"ついた"じゃなくて、
抱き"しめた"なんだけど…!?
抱きついただったらそんなの俺……
欲望のままにあなたの下の名前ちゃんに
飛びかかったみたいになっちゃうじゃん…!
ジョシュアside
"みんな近付くのを我慢してる"
…か、
さっきスングァナに聞かれた時、正直ドキッとした。
だって……
ー遡る数日前ー
僕はハニとあなたの下の名前ちゃんを乗せた車を
運転しながら、ただ1人でそう呟いた。
なぜなら……
きっと今日の打ち上げで、
あなたの下の名前ちゃんはお酒を飲みすぎたのだろう。
助手席で無防備にすやすやと寝息をたてて
寝ているあなたの下の名前ちゃんは、もう天使そのものだ。
お酒も入ってるせいかどこか色っぽいし、
思わず見ているだけじゃなくて触れたくなってしまう。
そう思って俺は運転に集中しようとした。
そのはずだったのに……
ー数十分後ー
シーンと静まり返った車内に、
優しいリップ音だけが響き渡った。

















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。