第13話

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2020/03/23 06:08 更新
ななもりside
俺は少し"緋奈あなた"を舐めていたようだ。
初めて会った時、こんなか弱い子だったのかと思っていた。
話している内に、
緋奈あなた
緋奈あなた
死なせる?そんなの生ぬるい。
生きたまんま精神的に殺してやるのがよっぽどいい。
そう言った時の彼女の目は人を殺す時のような殺人鬼の目をしていた。
その声はとても低く、俺達二人のことをビビらせる程の怖さだった。
連れて行こうと話しているときもその目は変わらず殺意がとても湧いているように見えた。
そして彼女は部屋の中に入った。
外は厳重なドアと壁なので中を見ることは出来ない為、るぅとくんに見せてもらおうとるぅとくんの部屋に向かった。
さとみ
さとみ
ななもりさん。
あなたをそのままにしててもいいんですか?
ななもり。
ななもり。
これはstprに入れる為の試験みたいなものだよ。
ななもり。
ななもり。
あの二人を殺したら入れるということにしようかと思ってるんだけどさとみくんは大丈夫?
さとみ
さとみ
俺は是非歓迎なんですけどね(笑)
ななもり。
ななもり。
ははっ(笑)
それじゃあるぅとくんの所に行こうか。
そう言って俺とさとみくんはるぅとくんの部屋に向かった。
るぅとくんの部屋に入ると俺とさとみくん以外揃っていた。
ななもり。
ななもり。
あなたちゃんはどう?
るぅと
るぅと
それが……
ななもり。
ななもり。
!!
ころん
ころん
鉄の処女アイアンメイデン使ってるよ?
大丈夫なの?
ななもり。
ななもり。
まさか使うとは……
莉犬
莉犬
なーくん止めたほうが……
ななもり。
ななもり。
いや、止めない。
莉犬
莉犬
でも!!
ななもり。
ななもり。
これはstprに入れる為の試験みたいなものだよ。
莉犬
莉犬
っ……
ジェル
ジェル
……
ななもり。
ななもり。
ジェルくん?
ジェル
ジェル
あ、いや…何もないっす。
ジェルくんの様子がおかしい。
こんなことなかった。
緋奈あなたとジェルくんはどんな関係が……?
緋奈あなたの情報を調べる必要があるみたいだ。
プルルルルルプルルルルル
電話がかかってきた。
ななもり。
ななもり。
殺したんだね。
緋奈あなた
緋奈あなた
ななもりさぁん…ふっ…私ぃ殺しちゃったぁ……はははははっ!ふふっ!!
その声は狂気じみた声だった。
その場にいた皆その声に怯えていた。
ななもり。
ななもり。
……
ブチッ
ななもり。
ななもり。
皆行くよ。
俺と皆は拷問室に走った。
このままにしておくと危ないことをしてしまいそうで。
ガチャ
ドアを開けると誰の腕かさえ分からないものが落ちていたり眼球が落ちていた。
緋奈あなた
緋奈あなた
はははっ!!ふふっ……!!
ななもり。
ななもり。
あなたちゃん!!!
さとみ
さとみ
あなた!?
莉犬
莉犬
え、……?
るぅと
るぅと
この子がやったんですか……?
ジェル
ジェル
……
ころん
ころん
この子しか居ないんだから当たり前だろ。
ななもり。
ななもり。
残酷すぎる……ここまでとは思わなかった……。
血だらけの彼女は俺に話しかけた。
緋奈あなた
緋奈あなた
ねえななもりさぁん。
ななもり。
ななもり。
なに?
緋奈あなた
緋奈あなた
もっとやっていい…?まだまだ足りなぁい…ふふっ……
これだけやってまだ足りないのか。
この姿まるであの人に似ている。
さとみ
さとみ
あなたちゃん。これ以上やr
ジェル
ジェル
あなた。
ジェルくん……?
何故?どうして?
緋奈あなた
緋奈あなた
!!!!
緋奈あなた
緋奈あなた
ジェル……くん……?
ジェルくんを見た瞬間彼女は元の姿に戻った。
ジェル
ジェル
あなた、これ以上やらんといて。
そう言ってジェルくんは緋奈あなたに近づく。
緋奈あなた
緋奈あなた
ジェルくんッ……!!
ぎゅっ
緋奈あなたはジェルくんに抱きつく。
ジェル
ジェル
あなたは偉い子やもんな?
ジェルくんは優しくあなたに語りかける。
緋奈あなた
緋奈あなた
うん!あなたは偉い子だよ!!
緋奈あなたはまるで子供のようになった。
ジェル
ジェル
こんなこともうせぇへん?
緋奈あなた
緋奈あなた
ぅ…ん……、。
バタッ
緋奈あなたは魂が抜けたかのように倒れた。
ジェル
ジェル
あなたッ!?あなた!!
そして緋奈あなたは目をゆっくりと閉じた。
ななもり。
ななもり。
ジェルくん、医療室に運んであげて。
そう言ってジェルくんはすぐに緋奈あなたを抱え医療室に走って向かった。
さとみ
さとみ
エグいな……。
初めて会ったときと全然違う……。
ころん
ころん
見るとあの子僕より強い。
莉犬
莉犬
俺も負けてる様な気がする……。
るぅと
るぅと
やばいことになりそうですね…。
ガチャ
遠井あかね
遠井あかね
ななもりさん!!あの子周寧組の噂の子よ!!!
さとみ
さとみ
は?
そう来るとは思わなかった。
もっと早く彼女の情報を集めておけばよかった。
ななもり。
ななもり。
やられたね…。あの子を人質としよう。
ころん
ころん
僕達も聞きたいことが沢山あるもんね。
さぁ、周寧組。
いや、渉。
この子のことを大切にしているのならここに来るだろう。
ちゃんと決着をつけなきゃね?
そう思い、俺は手紙を書いた。
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周寧組、時期組長の一人。渉へ。

周寧組の大切な緋奈あなたちゃんはこちらで預かっている。

君達周寧組が緋奈あなたちゃんを助けに来たとして俺たちに勝てなかったら緋奈あなたちゃんはstprに入れることにする。

そろそろ俺たちも決着をつけなきゃいけないからね?

stprのアジトに乗り込もうとしてるみたいだけど前の場所じゃないからね?

君、緋奈あなたちゃんにGPSを付けてたみたいだけど、ボロボロにしてデータも全て削除にしたから無駄だよ。

また、大切な人を失わないようにね。

特に__ちゃんが取られたことを忘れないように。

俺たちはいつでも待ってる。

stprリーダー、紫斗より。

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ななもり。
ななもり。
これを浦田に。
遠井あかね
遠井あかね
分かったわ。
さぁ、渉。決戦の時だ。

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