第10話

第2章 第4話 焦りの影
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2026/04/18 23:00 更新
国は、変わらず平和だった

市場の活気
子どもたちの笑い声
殲滅部隊への感謝の視線

だが――

戦いが減るということは、
「緊張」という日常が消えるということでもあった

そしてそれは、
戦士たちの内面に静かな変化を生む
らっだぁが集合をかける
らっだぁ
今日は実戦想定訓練だ!

空気が引き締まる

みどりは真剣な表情
レウクラウドは静かに準備
コンタミは水流を整える

金豚きょーは空へ
黒翼展開
闇と光の羽が朝日に反射する

彼の動きは無駄がない
姿勢、角度、風の読み
完璧


らっだぁが指示を出す
らっだぁ
連絡重視!

模擬モンスター出現
らっだぁは鬼化を使わない
通常状態での対応
金豚きょーは遠距離から攻撃
闇の刃を正確に放つ
軌道は計算済み
無駄撃ちは一切なし


らっだぁが笑う
らっだぁ
今日キレてるな!
金豚きょー
当然だ

即答
冷静
判断も速い
だが――


心拍が、ほんの少しだけ速い
本人は気づかない程度
身体は反応している

戦闘は順調
コンタミの水壁が防御
みどりが背後から奇襲
レウクラウドが精神安定サポート
完璧な連携
模擬戦は短時間で終了
水分補給
静かな時間


みどりが小さく言う
みどり
最近、少し張り詰めてない?
金豚きょー
問題ない
金豚きょーは即答

だが、わずかに間があった
レウクラウドが穏やかに言う
レウクラウド
焦らなくていいよ

その言葉に、金豚きょーの視線が一瞬だけ落ちる
焦り
彼はそれを認めない
だが完全には否定できない
彼の中には、過去の戦場の記憶がある
間に合わなかった瞬間
判断の遅れ
仲間を守る責任
それらが、今の平和の中で静かに再生されている
国境付近で小反応
即出動
規模は小さい
らっだぁが冷静に指示
らっだぁ
短時間で終わらせる!

チームは迅速に対応
戦闘は数分で終了
被害なし
完璧

帰還途中
風が強い
金豚きょーは森の上空を飛ぶ
黒翼が揺れる
その瞬間
一つの思考が浮かぶ

もし、自分の判断が一瞬遅れたら?


もし、誰かを守れなかったら?


それは恐怖ではない
だが、責任感が強い彼にとって、その思考は重みを持つ
基地に戻る
表面上は問題なし
笑いもある


らっだぁが冗談を言う
らっだぁ
今日も無敵チーム!

みんなが笑う
金豚きょーも笑う
だがその笑顔は、ほんの少しだけ硬い
彼は自室で黒翼を展開する
闇の刃
精度確認
問題なし
能力は完璧
精神状態も危険域ではない
だがストレスは確実に上昇している

それは「戦闘不足」による刺激減少と、
「責任意識」による内圧
まだ崩壊ではない
しかし影は濃くなっている
ストレス値

らっだぁ:31
みどり:29
金豚きょー:52
レウクラウド:39
コンタミ:36

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