僕たちは犯人を警察に突き出した後、
探偵社に一度戻り説明した
僕は鏡花ちゃんを指さす
鏡花ちゃんが国木田さんに渡すと
国木田さんは中身を確認し、手紙も取り出し、読んでいた
とダラダラと自分の机で本を読んでいた太宰さんは
読んでいた本から目を離し反論した
どうゆう理屈なのだろう……やっぱり清原さんの考えと同じで
太宰さんの考えもあまり理解できない……
あ、この流れは僕はよく知っている
バキィッ……と万年筆が折れる音が聞こえる
と太宰さんと国木田さんはいつも通り喧嘩を始めた
するとガチャリと探偵社の扉が開く音がする
谷崎さんの手には書類が乗っていて
それが何を意味するのかはもう慣れたものだった
病院の襲撃事件、それは最近横浜で起こった大事件
ポートマフィア
それは横浜を縄張りとする凶悪犯罪集団
過去に僕もポートマフィアとぶつかりあったことがある
中でも芥川という奴は僕の宿敵でもある
すると太宰さんは腕を組みながら呟いた
何が多い……?病院は人を治すところ……そうか人だ……!
と太宰さんは乱歩さんを見たのだった
𝐍𝐞𝐱𝐭 𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 ⬇












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!