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第4話

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2024/04/26 12:29



矢花「こんぴ、」




背中に温もりを感じた時、矢花の手だと気づいた時


少し安心して落ち着いてきたのがわかった。




「大丈夫。落ち着いてきたから」



本髙「保健室、」



「ううん。行かない

すぐ落ち着いてきたし、気の所為だよ」



嶺亜「そっか。こんぴーがそう言うならそうしよ」


大光「 なにかあったらすぐ言えよ 」



「 わかってる。ごめんね 」



嶺亜「 もう!謝ったらダメ! 」




皆のこのような声はちょっと不安でもあった。


また俺が苦しくなったら、皆が心配する。


気を遣う。


そんな気持ちにさせるのは嫌で、だからこそ


またこんなことが起きないようにと気を張って。


それって日常が壊れそうで恐ろしい。









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