第3話

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2024/05/19 13:20





今野side





新学期が始まって1週間がたった。


生活にも少し慣れてきたけど、まだ不慣れで


ちょっと疲れ気味。


それが滲み出ているのか、みんなからは心配の声。



嶺亜「こんぴーちょっと疲れてきた?」



「そうだね、新学期だからかな」



大光「無理すんなよ」



「そんなに心配しなくていいのに」



嶺亜「するに決まってるでしょ」


琳寧「そうだよこんぴー」



「そうなのかな、」




こんな風に最近二回ほど言われてしまった。


そんなに気にしなくていいのにとは思うけど、


みんなの優しさは好きだったりする。


今は昼休みの時間でみんなとご飯を食べてて、


窓からの丁度いい風が気持ちよかった。





すごく心地よかったのに、嫌なことは突然にくる


もので、急な出来事に涙が出そうになった。


胸がざわつき始めた時、恐ろしくなって、


咄嗟に胸を抑えて落ち着くよう必死になった。










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