ある日、君は俺達に言ってきた。
そんなことをびしょ濡れのまま、君は俺達に言った
あなたは震えながら、少しずつ、言ってくれた
あの夏。
君が言った言葉が俺らの大事な記憶となった
────数時間前────
苦しかった。ものすごく…
消えたくなるほど…とてつもなく
嫌だった、私だけならまだしも…
みんなまでそんなこと言う必要は無い
ドンッッ
少しだけ…少しだけ、押したら…
璃音が階段落ちた…
落ちた後、璃音に近づくと息をしていない
あぁ、打ちどころが悪かったんだ
呪いのようにずっと、嘘って言い続けた
けど、嘘なんかじゃない。
みんなから嫌われる、
だったら、思いっきり嫌われるために
味方のみんなに言おう。
────過去終わり────
大切な人から嫌われるのはどれほど辛いか
痛いほどわかる。分かってしまうの
少し震えて、私は言った。
あの大事だと思っていた写真も
あの、いつ知らずに書いていた日記も
全部、全部 壊そう。
そう、私の中で決めた。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。