あたしはこの茶髪を片手で抑え込み袈裟固めをした後、
盛大に煽った。
その時、こっちにこの茶髪より髪の短い黒髪で、
同じ忍び装束を着ている奴がとんできた。
ガサッ
あたしは咄嗟にとんで来る方向とは逆に転がった。
どうやら当たったようで2人は驚いた顔をしていた。
多分忍者……だよな?
忍者なら気配ぐらい消せるだろうに、なぜ消さなかったんだ?
血気盛んな奴なことだ。
そんな警戒しなくとも、あたしは何も手出しはしない。
言葉を詰めたら黙ってしまった。
すると後ろから濃い紫色のような髪色の
サラストロングのこれまた同じ忍び装束の男が話をしてきた。
急にご同行願いますかって……
頭に支障でもきたしてんのか?
…今舌打ちしたか?舌打ちしてぇのはこっちだっつーの…
ドスッ
くそッ、後ろの奴の対応がッ……
おく……れてッ……
バタッ
追記
1戦目と書いてはありますが、
決して戦う訳ではございませんので、把握お願いします。
1戦目という話名になったのは、涼華が喧嘩上等な女の子な為です。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!