jk side
最後のリハビリが終わり、
やっと自分の足で歩けるようになった俺は
家の手伝いをしていた。
皿洗いが終わったとき、
1件の電話が俺の携帯に入った。
それは、今日、最後のリハビリを終えた病院からだった。
「パクジミンさんが、目を覚ましてすぐに
"ジョングクさんを呼んで欲しい"とおっしゃってて…」
と。
それを聞いて動かずにはいられない。
母親にまともな説明もせずに
勢いよく家を出た。
***
家から病院まで歩いて30分程かかることを忘れてた…
ジミニヒョンに会いたすぎて
母親に車を出してもらうという選択肢が無かった。
そのせいで治ったばかりの足を酷使することになった。
でも、そんなことどうでもいいんだ。
ジミニヒョンの目が覚めたってことは、
ジミニヒョンの目が見えるようになったということだ。
今はただ、ジミニヒョンに会いたいんだ。
受付の人にジミニヒョンの病室を聞くと
案内をしてくれるそうなのでついていく。
しばらく歩くと、着いたそうだ。
この先にいるんだ。
やっと、会えるんだ。
目が見えるようになったジミニヒョンに
会えるんだ。
一度、深呼吸して
俺は、その扉を開けた。
Next.














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。