私とラウールくんは家が隣で生まれた頃からずっと仲が良かった。
ところが、明日県外に引っ越してしまうらしい。
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次の日、見送りを家族総出で行った。
窓ガラスからちらっと見るとラウールくんの家はすっからかんになっていた。
トラックに荷物を積み終わってとうとうお別れのとき。
トラックの助手席に乗ってシートベルトをつける彼を見ていた。小さいときは私のほうが背も大きかったのに、いつの間にか男の子になっていて…。、
トラックら顔をのぞかせる彼との最後の会話。
私の鼓動が高鳴る
どこか、彼の好きを期待している自分がいた
それから10年後二人が出会うのはまた別のお話。
finish











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。