第6話

No6
822
2021/10/30 13:18 更新
ユンギ
ユンギ
そんなのヒョンの夢物語ですよ
ジン
ジン
はぁ…ユンギ。
ユンギ
ユンギ
………はい
ジン
ジン
泣く程好きならその手を離しちゃいけないんだよ


それはそうだ。


俺の気持ちの問題でこのままあなたとお別れなんて絶対に嫌だ
ジン
ジン
ぶつかっておいで。ユンギ
ユンギ
ユンギ
ヒョン。ありがとうございます


無我夢中で飛び出してきたはいいけど


正直今どこに居るかなんて分からない。
ユンギ
ユンギ
とりあえず歩くか…
ユンギ
ユンギ
あーここ…昔あなたと来たな


俺がまだこんなに有名になる前




俺たちは2人手を繋いで日本のこの桜並木に来ていた





あの時はその手が離れる時が来るなんて思いもしなかった
ユンギ
ユンギ
……ん。雨か


雨なんか降っていない



なのに何故か頬を伝う生暖かい物。
ユンギ
ユンギ
俺ってこんなに泣くんだな…ㅋ


普段あんまり泣かないから一生分の涙を使い果たした気もする
??
??
あの
ユンギ
ユンギ
え?


とっさに涙でぐちゃぐちゃな顔を隠す
スビン
スビン
さっき僕達の事付けてましたよね?
ユンギ
ユンギ
は??……あー…


やばいさっきの男だ




でもなんか怒っては…いない…?
スビン
スビン
貴方もあなたですね…


はぁっ って言いながら大袈裟にため息をつくこの男
ユンギ
ユンギ
何?
スビン
スビン
いーや。こっちの問題です
ユンギ
ユンギ
……あっそ
??
??
スビナ~?
スビン
スビン
あっ!ヌナ!今行きますね!


あなた……か…
スビン
スビン
早くしてくださいね


そう言って小さな手紙を渡して走り去って言った
ユンギ
ユンギ
……?なんだこれ

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