第10話

ルマーリクエストー
320
2021/12/28 11:50 更新
ぺいんとside


イントロを聴きながら揺れてるクロノアさん。

パーカーの猫耳としっぽが動きに合わせて揺れているのが可愛らしい。


ク「満点な人生も
秀才な回答もございません」


ニッコリと笑って、両手を軽く広げた。


ク「有害な評論も
見え透いた同情も聴きたくはないな」


軽く宙を指を指して、一瞬、嫌悪の表情を浮かべた。

軽く、耳を塞いで。


ク「壮観な表彰も
平凡な真っ当もございません」


当たり前かのように笑う。


ク「安定な将来も
傲慢な快晴も見たくはないな」


スっ、と目が細まって。

鬱陶しいというように、眉間に皺を寄せて。


ク「はいはい俯いちゃって
ヤンヤンヤン クラクラリ」


溜息をつくように、両手を軽く広げて、
くてり、と首を傾げた。


ク「彷徨って 正答失っちゃって
わーんわーんわーんだって!
心は満たされない!」


目からハイライトがきえる。

グッ、と堪えるような表情から、
小さい子供のように、頭を軽く抑えながら
小さな咆哮を上げた。


ク「愛を頂戴」


前に広げられた両手。

抱っこして、とせがむような。

上目遣いになっている、
薄らと涙の膜が貼り、潤んだ瞳。


ク「感情熱唱メッタッタッタ声枯らせ
全然わかんない
×点喰らいつくせ」


勢いのある声で、叫ぶように。

必死そうな表情で。


ク「心臓血漿ラッタッタッタ踊り舞え
正解なんてバイバイ提唱だダダダダ
(ワオーン!)」


叫びに似た、勢いに乗った声は迫力があって、気圧されそうだった。


ク「満点な答案も
優秀な成功もございません」

再び両手を軽く広げて、ニッコリと笑った。


ク「後悔な人生も
停滞の殺到も見たくはないな」


酷く冷めた目で、少し下の方を見て。

ふいっ、と顔を逸らした。


ク「毎回躓いちゃって
きゃんきゃんきゃんフラフラリ」


哀しそうに笑った後、
ゆらり、と儚げに揺れた。

声は揺らいでいないのに。


ク「悴んで正答 無くなっちゃって
わーんわーんわーん待って!
出口も見当たらない?」



不安げな表情に焦りが滲む。

作った笑いが浮かべられたままで。


ク「愛を頂戴」

さっきよりも、不安げに。

不安定な、泣きそうな作り笑いの表情で。

抱っこをせがむように手を伸ばすから、そのまま抱きしめたくなった。


ク「感情熱唱メッタッタッタ声枯らせ
断然止まんない×点笑い倒せ
心臓血漿マッカッカッカ踊り舞え」


一転、泣きそうな表情は変わり、咆哮。

笑い顔は変わらず。


ク「正解なんて無い無い提唱だダダダダ
(ワオーン!)」

フー、と息を吐くクロノアさんが微かに震えてる気がした。


ク「愛を頂戴」

そう言って、再び手を伸ばしたクロノアさんの目は、真っ直ぐに前を見ていた。

揺らぐことなく。

ク「感情裂傷メッタッタッタ 詩 歌え
全然染まんない
『我』貫き通せ」


胸元を抑えて、さっきまでの雰囲気はどこへやら。

魅せつけるように今まで以上に大きく、迫力のある咆哮を。


ク「心境全焼落下っカッカ
這い上がれ
正解なんて曖昧立証だダダダダ」


勢いに呑まれそうになる。

這い上がれ、と言われたらそれを全力で全うしようと思うような強い言葉。


ク「感情熱唱メッタッタッタ声枯らせ
全然わかんない
×点喰らいつくせ
心臓血漿ラッタッタッタ
踊り舞え」


勢い付いて楽しそうに、咆哮のように声を上げながら。

ニッコリではなく、ニイッと楽しそうに口角をあげて。


ク「正解なんてバイバイ推奨だダダダダ
正解なんて無い無い提唱だダダダダ
ダダダダダダ
(ワオーン!)」


ワオーンと、手の振りをつけて歌い切った、クロノアさんに魅せられていた。


ク「ぺいんと?」

ぺ「やっぱ凄いですねクロノアさん。愛を頂戴の所抱きつきに行こうかと思いましたもん」


そう言うとクロノアさんは、少し考えるような素振りをした後。

両手を広げて、僕と目を合わせ笑った。


ぎゅうっと抱きつけば嬉しそうに笑っていた。





リクエストありがとうございました
(*・ω・)*_ _)ペコリ


遅くなってごめんなさい。

受験勉強や、年末は忙しくて投稿頻度が馬鹿みたいに落ちます。
ごめんなさい(´;ω;`)


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