頭上から聞こえた声に驚き、
ぱっと上を見る
そこには、木の上に寝そべる
猫耳に尻尾を付けた少女がいた
どうやら、声の主は彼女のようだ
そう言いながら口角を上げる少女を
不気味に思い目を合わせたまま固まっていると
ヘラヘラとした口のままある事を教えられた
イカれた奴ら…とやらのお茶会…
そんな単語に不安になりながらも
と、弱々しく言えば
そう言われれば余計に不安になってきた
そう言われたかと思えば
木の葉と共に少女が降ってきた
不気味に払いながら尻尾を揺れ動かす
少女に思わず後退りをする
私の周りを軽い足取りで回りながら
何かを口に含む少女
好奇心でそう聞けば
生き別れの兄妹…?………
端的にそう言われ、少し安心していると
いきなり振り返った勢いのまま自己紹介をされ、
ビクッと肩を震わせる
声色を変えて女王陛下の真似をしたらしい
チェシャ猫さんは泣き真似をし始めた
突拍子も無く言われた言葉に
疑問符を思い浮かべていると
少し考え込んだチェシャ猫さんは
ニヤっと笑った
いきなり手を引かれ、よろけそうになりながらも
走るチェシャ猫さんに必死に着いて行った














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。