この間、「LGBTQ🏳️🌈」という話を聞いた 。
僕は嬉しかった 。
自分の個性を尊重してくれる人がいる、と 。
少しガッツポーズをした 。
親には何も伝えない 。
こんな「私」が、僕なんて言ったら 。
何されるか分からない 。
いや、、多分……
"女の子だから"と否定される 。
親の思いどおりに動かされる 。
子供の個性を押さえ付けるのが親みたいなもの 。
あーあ。
自分を家では出すことが出来ない 。
愛想笑いをしてずっと過ごしてきた 。
楽しさも、嬉しさも、何もない 。
家では"女の子"として過ごそう……
一人でポツリと呟く 。
言葉は騒ぎ声で掻き消される 。
今日だって、言われるのだろう 。
"最悪だ"と 。
小さい頃からそんなに言われたことはなかった 。
だから今、僕の心は傷つき、ボロボロだ 。
嫌だ 。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
もう傷つきたくない……、、ッ
一人で登校し、先生に挨拶をする 。
笑顔で、元気に振る舞って、元気だと表現する 。
みんな、うるさいなぁ…とか思ってるのかな… 。
いつもどおり一人で授業を受けて、ご飯を食べる 。
いつもどおり過ごす 。
その「いつもどおり」が積み重なって、つらい 。
"個性"が出せなくて、辛くて、悲しくて、イラついて…
親にも、クラスメイトにも、自分を出せない 。
"望まれる世界"って……
"当たり前の世界"って……
"個性がない"ようなものなのかな












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。