第42話

第36話 過去②
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2022/04/22 12:09
西畑side

-病院-
まっさん
まっさん
大吾!!
大ちゃん
大ちゃん
正門…
たいちぇ
たいちぇ
何が有ったん!?
大ちゃん
大ちゃん
分からへん…でも唯一分かっとる事は誰かに押されたって事…
まっさん
まっさん
は?押された…?
大ちゃん
大ちゃん
多分…俺のファンクラブ?みたいなのに入っとる人やと思う…
たいちぇ
たいちぇ
…何でお前が着いてて、こんな事になるねん!!!!
お前が居ったら、病院に運ばれるなんて事ならへんやろ!?
まっさん
まっさん
大晴…!落ち着け…
たいちぇ
たいちぇ
チッ…

-数分後-

手術が終わり、病室に行った
たいちぇ
たいちぇ
あなたの下の名前…
(なまえ)
あなた
ん…((起きる
まっさん
まっさん
あなたの下の名前!?分かるか…?
(なまえ)
あなた
正門…?
まっさん
まっさん
良かった…
たいちぇ
たいちぇ
大丈夫…!?
(なまえ)
あなた
大晴…大丈夫やよ…
たいちぇ
たいちぇ
良かった…
(なまえ)
あなた
私…何で病院に…?
大ちゃん
大ちゃん
俺と一緒に…
(なまえ)
あなた
…ごめんなさい、貴方誰ですか…?
大ちゃん
大ちゃん
え…?
(なまえ)
あなた
誰だか…分からないんですけど…
たいちぇ
たいちぇ
…!?
まっさん
まっさん
え…

そう。俺が浮かれずに、ちゃんとあなたの下の名前を守ってやればこんな事にならなかった
この事故のせいで、あなたの下の名前は俺の事を忘れた
何で今も忘れたままなのか
それは…俺があなたの下の名前から離れたから
思い出させようとせずに、俺はあなたの下の名前の傍から離れたんだ
思い出させるのが恐かった。何で守ってくれなかったの?って言われるんじゃないかって…
そんな俺は…臆病で…笑
あなたの下の名前の傍に居る権利は無いんだ

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