赤く染まる館。
サイレンの音が響き、照明が明滅する中、
ウォニョンの黒いドレスが不気味に揺れていた。
その瞬間
壁の奥から数体の“仮面の護衛”たちが現れる。
ウォニョンに忠誠を誓った、冷酷無比なボディガードたちだ。
チェウォンが叫ぶと同時に、護衛たちが襲いかかる。
ヘウォンが叫び、レイとユリがあなたの下の名前を後方へ誘導する。
ヘウォンが護衛のひとりを蹴り飛ばす。その後ろでは、ジウォンもナイフを抜いて戦闘態勢に入る。
あなたの下の名前は、ただ見ていることしかできなかった。
みんなが自分のために戦ってくれるその姿に、胸が熱くなる。
心の奥で何かが芽吹いた、、
一方、ウォニョンは
階段の上から全てを見下ろしていた。
その目は狂気と執着に染まっていた。
その声と共に、
彼女自身が戦いの場へ降りてくる。
圧倒的なプレッシャーと気迫に、ユジンたちが一瞬たじろぐ。
ユジンが1歩前に出る
あなたの下の名前が呟いた..
ユジンの目は、迷いひとつない
ウォニョンは微笑む
激突する、ユジンVSウォニョン。
その衝撃波が館を揺らし、周囲の壁にヒビが走る。
あなたの下の名前はただ、ふたりを見つめていた。
自分のために、誰かが戦ってくれる。
誰かが、泣いて、叫んで、命をかけて。
その叫びが空気を震わせた。
しかし、戦いは止まらない。
愛と執着、解放と支配――。
あなたの下の名前の奪還は、すでに“想い”だけでは止まらない戦争になっていた。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!