『みんな、会場に集まるでしょ?』
全員「うん」
『それで、グループずつ歌を歌うじゃん?』
北山「そうだね」
『その時に、タッキーが、』
『あなたのニックネームが来れなくなってしまいました。』
『って言ってもらうの』
千賀「でも不審に思われないかな」
『その前日、私は仕事で北海道まで行くのよ』
『だから何とか誤魔化せるわけ』
全員「なるほど」
『それで、ショックを受けるみっちー』
『発泡スチロールあるじゃん?』
全員「うん」
『それを盾にして、映画みたいなやつあるじゃん』
これのこと
『このかけるやつを発泡スチロールに代えて、映像を映す』
『確か、キンプリから、キスマイだったから』
『それも、キンプリは、なにわ男子の初心LOVEと、2Facebを披露』
『それで、みっちーが言う「ねぇ今もだよ」のところで映像を切って発泡スチロールのでかい壁をぶち破るのよ。そこで、「なにわおめでとー」に変えたらいいんじゃないかなって』
全員「めっちゃいいじゃん!!」
『でしょー』
『それもその映像は、私服で、メンバー1人ずつ振りを間違えて、まさかの口パクっていうね』
北山「うっわ最悪じゃん」
『そうなんよ』
『タッキーーー』
『よっしゃ』
全員「あなたのニックネームすげぇ」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。