バレー部に入部希望を出したその日の夜…
私は両親にリビングで話をした。
私は緊張していた…。
ここ最近の学校での話は一切話題に出していなかったから…
もちろん陸上を辞めた話はした。
辞めることは家族も賛成だったから。
今からする話になんて言われるだろうと不安だった。
やっと話せた…
父は厳しい人だからなんて言うか不安だったけど、了承を得たから一安心…
よし!!
明日から頑張る…
娘一筋の父に早速ロックオンされてしまった黒尾だった。
翌日…
私たちは自転車を走らせた。
道中で沙織にバレー部のマネージャーになることを決めたことを伝えた。
昨晩は興奮して寝られなかった…
あなたの名字が、マネージャーになってくれる。
天にも登る気持ちってこんな感じなんかな。
入部希望届の志望動機に書かれていた
【マネージャーとして全国に行くチームの支えになる為】
あいつはもうわかってる。
俺たちが全国行くのを見据えている。
あなたの名字はバッグからせっせと机の中に教科書やノートを詰め込んで行く。
あなたの名字が満面の笑みを見せた。
俺はドキッとした…
可愛すぎて心臓に悪い!!!!
これがこれから毎日続くのかー
俺…。
幸せ者だわーーー!!!!












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。