早速今日から私はバレー部のマネージャーとして部に所属することになった。
今日は見学しながら、どのような練習メニューをこなしているのか、どのタイミングで休憩を取るのか、バレー部の部員の把握など、まずは初歩的なことから順番に覚えていくことに。
今日のために私のバレー部記録用のノートも新しく買ったから、頑張るぞ!
キーンコーンカーンコーン♪
本日の授業終了…
沙織は、「じゃ、先に帰るね!2人ともファイト!」と言って教室を出ていった。
私たちは体育館に向かった。
黒尾くんは部室で着替えると言って部室へ、私も体育館に備え付けの女子更衣室で動きやすい服装に着替えることにした。
バッグから取り出したのは陸上やってた時に愛用していたジャージ。
もう着ることは無いと思ってたのにな…。
捨てずに持っておいてよかった。
久々に袖を通して、なんだか久しぶりのなんとも言えない感覚があった。ちょっと嬉しくなった。
着替えてから、髪の毛をひとつに結び、怪我をした足首に念の為サポーターを付けた。
更衣室にある鏡を見つめ気合を入れる。
よし!!
俺は部室に入った。
みんな各々に部活の準備をしていた。
ざっと見回して全員いるのを確認した。
と言った瞬間、研摩と海以外の全員が一気に部室を飛び出していった。
アイツら単純か?!?!
いや、俺も人の事は言えないが…
俺が1番舞い上がってるからな…
俺らも急いで体育館に向かった。
体育館に着くとあなたの名字の姿はまだなかった。
とりあえず部員全員でネットやボールの準備、ウォーミングアップを始めた。
その時…
俺の前に現れたあなたの名字はいつもとは別人に見えた。
ジャージ姿に、いつもは下ろしている髪を高い位置で結び、凛とした表情で現れた。
思わず見とれてしまった。
俺はあなたの名字のもとに駆け寄った。
まずは、猫又監督と直井コーチにあなたの名字を紹介し、あなたの名字が挨拶をした。
その後、部員に集合をかけた。
こうして、あなたの名字は音駒高校バレー部のマネージャーとして初日を迎えた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。