第14話

マネージャー
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2024/11/14 13:05 更新
早速今日から私はバレー部のマネージャーとして部に所属することになった。

今日は見学しながら、どのような練習メニューをこなしているのか、どのタイミングで休憩を取るのか、バレー部の部員の把握など、まずは初歩的なことから順番に覚えていくことに。

今日のために私のバレー部記録用のノートも新しく買ったから、頑張るぞ!
キーンコーンカーンコーン♪

本日の授業終了…
黒尾
…っしゃぁ!
授業終わったぜーーー。あー疲れた…。
あなた
今日は主要科目ばかりだったから疲れたよね…。
黒尾
こういう時間割マジでやめて欲しいわー。
沙織
あなたのニックネーム!
これから早速部活?!
あなた
うん!そうだよ!
今日から頑張るよ!
沙織
一緒に帰れなくなるの寂しいなぁー。
あ!!てか朝練とかもあると朝も一緒に学校行けないよね?!
やだーーーー!!黒尾くんにあなたのニックネーム取られた気分!!チラ
黒尾
おい!なんでそうなるんだよ!
沙織
だってホントのことじゃん!
あなたのニックネーム泣かせたり無理させたりしたら許さないからね!
黒尾
そんなことするわけ…

ハッ…!(そういえば1回泣かせた…)
沙織
黒尾くんまさか…もうあなたのニックネームのこと泣かせたとか?!
あなた
ちょ、ちょっと!沙織!!
大丈夫だよ!!黒尾くんは何もしてないから!
ホントにホント!
沙織
ふーーーーーん。
ならいいけど!
黒尾
(何も言えねぇ…)
冴木、大丈夫だ。あなたの名字には負担かけねぇから安心しろ。
沙織
もーホントにあなたのニックネームのこと頼んだよ!!
あなた
沙織心配しすぎだよー。
沙織
だって、私はあなたのニックネームが今まですごく頑張ってきたことも、辛い時期があったことも、全部知ってるんだから!!
だから…
黒尾
冴木!!
沙織
!!
黒尾
大丈夫だ。
お前の親友は俺がちゃんと責任をもって預かる。
だから安心しろ!!ニヤ
沙織
…う、うん。頼んだよキャプテン!!
沙織は、「じゃ、先に帰るね!2人ともファイト!」と言って教室を出ていった。
黒尾
お前、ホントにいい友達もったな。
あなた
うん、沙織は昔から私の事すごく心配してくれて、ずっとそばに居てくれたから…沙織という親友が居てくれてホントに幸せ。
黒尾
そうだな!ニヤ
さて、じゃぁ行くか!!部活!!
あなた
うん!!
私たちは体育館に向かった。
黒尾くんは部室で着替えると言って部室へ、私も体育館に備え付けの女子更衣室で動きやすい服装に着替えることにした。

バッグから取り出したのは陸上やってた時に愛用していたジャージ。
もう着ることは無いと思ってたのにな…。
捨てずに持っておいてよかった。

久々に袖を通して、なんだか久しぶりのなんとも言えない感覚があった。ちょっと嬉しくなった。

着替えてから、髪の毛をひとつに結び、怪我をした足首に念の為サポーターを付けた。

更衣室にある鏡を見つめ気合を入れる。
よし!!
黒尾
おーーーっす!
俺は部室に入った。
みんな各々に部活の準備をしていた。
ざっと見回して全員いるのを確認した。
黒尾
今日からマネージャーが仮入部で入るから頼むな!
全員
マジで(っすか)?!?!?!
黒尾
お、おぅ…お前ら急に目の色変えるなよ…怖ぇよ。
研磨
…あなたの名字さん、マネージャーになってくれたんだ。
黒尾
その通り!!
あとで最初のミーティングの時に紹介するから早めに体育館行けよー。
と言った瞬間、研摩と海以外の全員が一気に部室を飛び出していった。
アイツら単純か?!?!
いや、俺も人の事は言えないが…
俺が1番舞い上がってるからな…
研磨
クロ…早くいこ…あなたの名字さんがもう待ってるかもだし。心細くさせたら失礼だよ…。
黒尾
おぅ!!
俺らも急いで体育館に向かった。
体育館に着くとあなたの名字の姿はまだなかった。
とりあえず部員全員でネットやボールの準備、ウォーミングアップを始めた。

その時…
あなた
失礼します!!
研磨
あ、あなたの名字さん。
黒尾
………。
俺の前に現れたあなたの名字はいつもとは別人に見えた。
ジャージ姿に、いつもは下ろしている髪を高い位置で結び、凛とした表情で現れた。

思わず見とれてしまった。
あなた
黒尾くん!入っても大丈夫…??
黒尾
お…おぅ!!
俺はあなたの名字のもとに駆け寄った。
黒尾
お前、なんか急に雰囲気が違うな…。
あなた
へ??
あ、陸上やってた時のスタイルだからかな??
黒尾
……いい…。
あなた
え…??
黒尾
いや!!何もねぇ!!
とりあえず、監督とコーチに紹介する。こっち来い。
あなた
うん!
まずは、猫又監督と直井コーチにあなたの名字を紹介し、あなたの名字が挨拶をした。
その後、部員に集合をかけた。
黒尾
練習を始める前に、さっき部室でも言った通り、今日からバレー部にマネージャーが入部する。
これから俺たちをサポートしてくれる力強い助っ人だ。よろしく頼む!!
あなた
皆さん、初めまして!
3年生のあなたの名字あなたの下の名前です。
本日よりバレー部のマネージャーとして皆さんのサポートをさせていただきます。
バレーボールについてはまだまだ未熟ものですが一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします!
全員
お願いしゃーす!!!!
こうして、あなたの名字は音駒高校バレー部のマネージャーとして初日を迎えた。

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