🐹side
今日の午後の授業は潰れて代わりに進路についての時間に充てたれた
俺と武尊は大学進学希望者が集まる大会議室に移動した
移動した先にどれだけキョロキョロあたりを見渡しても藤牧くんはいなかった
放課後になり特にお互い用事がなかったため2人で帰っていた
「ねぇ武尊、うちのクラスって大学行く人のが多い?」
🕊️「俺らのクラスってよりは全体的にほとんど進学する
人のが多いと思うで?大学き専門かは知らんけどな
ぁ」
「そっか、」
🕊️「藤牧くんのこと、気になって仕方ないんやな大夢
笑」
「えっ!?」
武尊はニヤニヤしながら続けて言う
🕊️「だって夏休み終わってからずっと大夢藤牧くんのこ
とばっか言ってるで?笑 それに教室おる時にずっ
と目で追ってるやんかそんなん気づかん方がよっぽ
どやで??笑」
「そ、んなこと…」
ある、な
夏祭りの時の私服姿とか、洸人くんと話してた時の声とか全部頭から離れてくれないくらいには…
🕊️「そんなに気になるんやったら話しかけたらええの
に」
「それは、できたらしてるよ…」
前に一度話しかけた事がある、次の時間割りが移動教室なのに寝ていた藤牧くんを見過ごせなくて起こしたってだけだけど…
あの時は特に意識してなかった
けど今は違う、ただの興味本意とかの知りたいじゃなくてもっと特別な感覚がする気がする、
まだこの感覚に名前なんてわからないしわかるはずもないけど
「…洸人くんに連絡とってみようかな、?」
🕊️「ええんやない?藤牧くんのことちょっとは教えてく
れるんとちゃう?」
「今日電話してみる、」
🕊️「大夢の成長を感じるわぁ…笑」
「ちょっ、バカにしすぎ!」
家までの足取りが疲れていたはずなのに少しだけ軽くなった気がした













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。