第18話

雌雄眼17
209
2025/09/27 04:50 更新








ドンッ、ドシャ!



ズドッ!



ドゥク、ドゥク、ダンッ…




ドタッ…






みんな、、が、!



   どう、、しよ、う



    ああ、

      ぁ、



このままじゃ、みんなが、



    しんじゃう、



たすけ、

   、ない、と





  ね、

    え、

どうして




   僕っていう人間は、




こんな時、っ、



  何も出来ないんだろう







     情けない、


   、な、



  役立たず、だ、



  無能で、



  弱くて、



  薄情で、




      ああ、僕はなんて 



   ダメな人間なんだ、







   そうやって




  頭の中で、、




いろいろな感情が渦を巻いて




   いつのまにか


ぼくは、



意識を手放していた。


















ー9/6水 10:00ー





、、



あれ、






あの後、




どうなって、






、、っ、、




意識を取り戻した僕の目に飛び込んできた光景は、



まさに地獄だった




みん、な



ボロボロ、だ、

ぴくりとも動かない





僕は全くの無傷なのに






🐰「…テヒョン?、起きたの?怪我は、ない?」


牢屋の中のジョングクが、僕にそう問いかける。


🐻「…うん。」


🐰「良かった。」


ジョングクが牢屋の中から手を伸ばし、僕の頬を優しく撫でた。

こんな僕に優しくしないで…




🐻「………良くないよ……みんな一生懸命に闘ったんだ。でも僕は、何もせずに、ここで固まって…うぅ、みんな死んじゃった…うわぁん……僕1人、僕だけが、何もっ……」






















🐥「おーい…勝手に殺さないでくれー、テヒョン。」





───────・・!!





🐻「ジミン…!!!」




💪「オレも生きてはいるっスよ。」


👤「…俺も…いてて」


👤「たぶん誰も死んではないっす。安心してください。」


🐻「…みんな。」


🐿「…うぅ、、警察学校のどんな訓練よりもしんどかった…」


🐻「…ホビヒョン…!、、ごめんね…」


🐥「ところでドユンはいつから居ないんだ…アイツ、俺たちを騙したのか!?」


🐿「…わからない。でも、みんなひとまず助かったみたいだね。」


🐥「…でも、これからどうする。」


💪「そうっスね…。」



マッチョくんが足を引きずりながら向かった先には、扉があった。


こんなところに扉なんてあったんだ。



マッチョくんがどんなに力をこめても、鉄の分厚い扉はびくともしない。



💪「ああ、やっぱり。この扉、外からしか開けられませんね。閉じ込められてます、僕たち。」


🐥「…くそっ…どうすりゃいいんだ。」


💪「ただ、トドメを刺さずに撤退したという事は、あっちも手負って事スかね。」









──────────ガシャン………!!




突然大きな音がして、扉が開いた。



🐥「な…なんだ!?扉が勝手に…!」


なんと、扉の向こうから現れたのはドユンくんだった。



👦「はぁっはぁっはぁっ…これをっ…」



カチャン…


息を切らしたドユンくんが何かを投げて、それが床に落下した。


👦「そこの牢屋の鍵だよ。早くやれよっ、アイツらが来ちまうだろっ。…チッ、別に助けたかったわけじゃないんだけどさっ。」


やっぱりそうだ、ドユンくんは本当は優しい子なんだ。

これで、牢屋からジョングクを助け出す事が出来る。


👦「さっき、鍵を持ち出すところを見られた。早くここから逃げるぞ。」


僕たち、ここから抜け出せるんだ…

そう思ったのも束の間。




スタッ

タタタ…ダダダ…

スタッ



はっ…

足音がこちらに向かってる、



「あぁあ〜、ちょっとちょっと〜」

「坊ちゃん、これはいけませんよぅ。」



1人じゃ無い…

何人いるんだろう



せっかくジョングクと再会出来たのに




ダメだ…また、やられる……




僕はぎゅっと瞼を閉じた。







また…やられるだって?



何を言っている。
僕は、無傷じゃないか。



僕は、何も出来なかったじゃないか。


みんなボロボロになるまで闘ったのに。


やられたのはみんなだ。






僕だけが、、





今、動けるのは、、僕、、





今までの人生、いつだってそうだった。

いつも僕は助けられる側だった。



でも、もう逃げるのは終わり。




これは、
僕がやらないといけない。

今までの分をお返しする時が今なんだ。



天使様、きこえますか?
僕は今、立ち上がるべきですよね?




ガタガタと震える両手を、額に当てがう。



僕は、顔にかかった前髪を勢いよく掻き上げた。












🐻🐯「僕が、やるよ。」






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