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第1話

憎き運命。
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2023/10/18 14:34 更新
辰哉、あんたは類稀なる子だよ。


『何、それ。』


あんたは世界一幸運なの。だから、
そんな顔しないでちょうだい。


『どうして?』


いいから、笑っていれば、いつかは晴れるから。
さぁ、ここからは独りよ。
……無理はしないでちょうだいね。


『うん。』


ごめんね。不甲斐ない母さんを許して。


『……。』


……行ってらっしゃい。


『行ってきます。』


……必ず迎えに行くからね。
その時は必ず、必ず─────って伝えるね。


『っ…母様ッ、今なんてッ!』
深澤辰哉
ッはぁ!……はぁ…はぁ…………
またあの夢。
歳が10を過ぎた頃からよく見る夢。
座敷牢から出られない僕に追い打ちをかけるような夢。
でも、そんな今日。僕は、
深澤辰哉
やっと抜け出せる。







「辰哉、起きたか?」
深澤辰哉
はい。支度も終わるところです。
「今日はお前の晴れ舞台。しっかりやれよ?」
深澤辰哉
はい。存じ上げております。
「支度は終わったか?」
深澤辰哉
はい。ただいま。
「では、行くぞ。」
深澤辰哉
……はい。
長く伸ばされた艶のある髪。
1人で着るには重すぎる着物。
日差しなど知らない白すぎる肌。
そんなのとも今日でおさらば。
なんてったって、今日は僕の晴れ舞台。
僕が……生贄に捧げられる日。




「案ずることは無い。」
深澤辰哉
心得ております。
何度も願った死。
目前に迎えるだけでこんなに怖いのか。
そう感じさせる。





「何ぼーっとしている。さっさと逝け。」
深澤辰哉
……はい。
怖い。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い












死にたく……ない。































































【やっと言ったな。】
深澤辰哉
へ?
【お前が望むものはなんだ?】
深澤辰哉
……ここから救って、僕を救ってッ!
【承知した。】


【後悔……するなよ?】
深澤辰哉
しないよ。する必要がないからね、
そこからはあんまり覚えていないが、
僕の住んでいた村は跡形も残っていなかった。
綺麗さっぱりに。
僕はこの村では死んだも同然だった。
だから、ここから再出発。
新しい人生の始まり。

これが僕の物語。
そう。自分だけの、自由な冒険譚だ。
作者です。新作です。
スランプ気味で、テスト期間ではありますが、
その現実逃避で書いております。
誤字脱字は想像でお読みください。
他メンを出す前に言わせていただきますと、
他メンは式神として登場いたします。
ですので名前ではなく今回は色から連想する花や草木から名前をつけさせていただくので他メンの名前は出ません。
ご理解いただけると幸いです。
♡や☆、💬は一つ一つ返えさせていただくので
どうぞよろしくお願いいたします。
以上!作者からでした。

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