第32話

31話
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2024/08/02 11:21 更新
翌日
あなた
ん”〜...
あなた
おわった...
仕事が終わり、伸びをしていると誰かに肩を叩かれる
あなた
振り返るとすちくんがいた
すち
お疲れ様。
今日は仕事終わりにすちくんの話を聞くという約束をしている
あなた
あーごめんね!
あなた
話あるんだよね
急いで仕事をしたつもりだったが待たせてしまったらしく、申し訳ない気持ちになる
すち
ごめんね、仕事終わりで疲れてるのに
あなた
んーん、
あなた
どっか移動する?
ここでは他に人が沢山いて話しにくいだろうと気を利かせる
すち
じゃあちょっと屋上行かない?
私はすちくんと共に屋上へ向かった。


屋上の柵に二人でもたれ掛かると
心地よい風が吹き抜けた
すち
…いい天気だね
すちくんは少し重たそうに口を開いた
あなた
そうだねー
あなた
毎日こうゆう天気だったらいいのに!
すちくんが少し緊張しているのを感じたため、明るい声を出す。

横を見ると、すちくんの顔は強ばっていた。

言うのを躊躇してしまうような話なのだろうか

沈黙が続いたら更に言い出しにくくなってしまうのではないかと、私から口を開く。
あなた
それで、話って何?
すちくんがぎゅっと拳を握りしめたのがわかった
あなた
あ、焦んなくていいよ?
あなた
全然待つから。
すちくんは顔を上げてこちらをしっかり見ると、覚悟を決めたように口を開いた。
すち
あの…さ、
すち
あなたの下の名前ちゃんって、暇ちゃんと付き合ってるでしょ?
すち
それを分かった上で言わせて欲しいんだ。
真剣な眼差しに私まで緊張してくる。
あなた
うん
すち
俺、前まであなたの下の名前ちゃんのこと、完璧人間だと思ってた。
すち
仕事もできるし、美人だし
美人とストレートに言われ、少し照れてしまう
すち
だけど、一緒の仕事して分かったんだ。
すち
あなたの下の名前ちゃんは、天才でもなんでもなくて、ただひたすら頑張り続けられる努力家なんだって
すち
あと、冷たい人なんて噂されてたけど全然そんなことなくて
すち
表情豊かで思ったより子どもっぽい。
あなた
ちょっ……
すちくんは一生懸命私に伝えようと言葉を探しながらポツリポツリと喋る
すち
そう分かった時から、すごく尊敬してるんだ。あなたの下の名前ちゃんのこと
いや、前から尊敬してたけどね?
と私の顔を見て補足する
あなた
いーですよ、庇ってくれなくても。
確かに私冷たかった自覚あるし。
拗ねた素振りをする私を見てすちくんは微笑んだ
すち
その後、あなたの下の名前ちゃんと仲良くなれて、こうゆう風に話せるようになったじゃん?
すち
でもね、その中であなたの下の名前ちゃんが他の男の人と喋ってるのを見たりした時
すち
すごく嫌だなって思うようになってた
すち
暇ちゃんと付き合ってるって知った時、
すち
すごくショックだった
あなた
え……
いくら私が鈍感でも、恋愛小説や少女漫画はそれなりに読んできた。

いや、読んでこなかった人でもさすがに薄々感じるだろう。

私は、すちくんがこれから何を言おうとしているのか、自惚れだとは思いながらも勘づいてしまった。
すち
……俺さ、

















すち
あなたの下の名前ちゃんが好きです。

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