🐥【てかさ、ココ最近暑くなって来たと思わない?】
🦁《まじでそれ。もうね、めちゃくちゃ蝉うるさいよね。》
『うん。てか、もう部活の時間終わってるㅎㅎ』
🐥【あれ、俺たちそんなに長い時間ここにいたっけ?ㅎㅎ】
🦁《時間あっという間じゃんㅎㅎ》
🐰〔ささ、早く帰りましょうよㅎㅎ〕
🐥【は~い、んじゃあお疲れ様でした~】
🦁《さてさて、帰ろ帰ろ!》
そう言ってテヒョンは私の腕を掴んで駐輪場まで行く。
🦁《うしろ、乗ってく?ㅎㅎ》
『ごめん。なんか今日はいいやㅎㅎ』
🦁《ほんとに?ㅎㅎ熱中症にだけは気おつけなよ~》
『はいはい、ありがとㅎㅎ』
🦁《んじゃ、またな!》
彼はそのあと、自転車に乗って帰っていった。
🐭「あ、あれ?あなた……?」
誰かに呼ばれて後ろを見ると、その声の主は私の気になってる彼で
『ユ、ユンギ君?!』
🐭「部活おわり?」
『うん。ユンギ君も?』
🐭「まぁね、」
見れば分かるほど汗だくだくで、バスケがんばってきたんだな~って関心していた。
『あッ!ここ、暑いよね!はい、これで汗拭いていいよ!』
🐭「おう、ありがと。」
そう言って私のタオルで顔を拭く彼。
今日タオル持ってきてよかったㅎㅎ
🐭「ここだとあれだし……場所変えよ?」
『あッ!うん!』
そう言って、近くのカフェに入りクーラーがガンガン聞いている所にいく。
🐭「何飲むの。」
『……え?』
🐭「好きなもの…選んでいい。」
『えっ?!いいの?!』
🐭「ㅎㅎ驚きすぎ、いいよ。」
『んじゃあ、私は麦茶!』
🐭「子供ㅎㅎ」
『ちょ、ちょっと!ㅎㅎ』
そんなこと言いながらも私の分まで奢ってくれたユンギ君。
素敵…素敵すぎるよ!☜
🐭「てかさ、ユンギ君ってなんだよ。」
え?なんか失礼だったかな……
『あっ、ごめん。これからは……んじゃあユンギ様って呼ぶよ……』
🐭「ㅎㅎお前ってとことんおもしれぇやつだよなㅎㅎユンギ君じゃなくて……」
“ユンギってよんで?“___
『へぇっ?!///』
🐭「なんで照れてんだよㅎㅎほら、言ってみ?ユンギ……はい。」
『ユ、ユ、ユ、ユンギ……!』
🐭「“ユ“多すぎㅎㅎまぁ、いいやㅎㅎ」
『ユンギ……』
🐭「ん?」
『……呼んでみたㅎㅎ』
🐭「はぁ……まじ調子狂う…///」
そう言ってユンギは顔を手で覆い隠すようにしている。
そんな動作も全てが___
愛おしくてたまらない___
『ユンギ……か……』
ユンギ……いい名前だね___
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!