蜂谷未來Side
そこに現れた、まさかの人物とは
なんと、白咲くんだった………
来てくれるなんて思わなかったよ……
それに、何で来てくれたんだろう…?
白咲くん、女の子たちと下校してるとこ
見かけて絶対に来ないと思ってたんだけどな…
委員長も、白咲くんのファン(?)なのかな…?
だとすれば、遅れて来たのに怒るはずないもん…
白咲くんって、心まで綺麗なんだなぁ…
何かちょっとだけ女の子に人気なの分かったかも…
初めて話す相手なのに失礼だったかな……
ましてや、あの白咲くんだし……
今日は実行委員の集まりがあるから
"先に帰ってて良いよ"
ってメールしたはずなのに…
快斗くん、どうしちゃったんだろう…?
いつもなら、メールの既読が付くだけで
待っててくれたことなんかほとんどないのに…
やっぱり、快斗くんは分からない……
快斗くんこと、東雲快斗くんは
学校で白咲くんと人気を2等分する
学校のアイドル的存在の男の子
クールで無口で何に対しても無気力
何考えてるのかもよく分からないことは
ミステリアスな雰囲気が物語っている
女の子から尋常じゃない程モテてるのに
私みたいな地味な女の子と付き合ってくれてる…
本当に、何で私と付き合ってくれてるんだろう…
考え事しながら歩いてたからいつの間にか
快斗くんとバイバイするとこに来ちゃってた…
今日は、色々あって疲れちゃったし
早く家に帰って休もう……
どうせ、家には誰も居ないもん……
𝙉𝙚𝙭𝙩 »»»












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!