第5話

Goodomorning ALL.04
23
2025/10/31 08:00 更新
天日side



       

      夜空を見上げていると光線が伸びているのを見かけた。
      文明の名残──鏡が複数寄り集まった謎の建造物に月光が反射し、
      丘の一点を照らしているようだ。
tnzt
tnzt
 …?なに、あれ。 

   
   


      光線が照らす先に向かえば、
      何万年も閉じたまま開くことの無かった、石扉が開いていることに気付く。
      扉の内部は洞窟のようになっており、
      少し進んだ先に意識を失った、1人の男の人が倒れている。

      …訂正しよう。人ではない。
      頭に山羊のような角が生え、鋭利な爪を持った大きな異形だ。
      呼吸をしているため、倒れている男は生きているようだ。




   



       しばらくすると、彼は、僕の呼びかけで意識を取り戻す。




 …ん… 
tnzt
tnzt
 やあ、おはよう。 
 うわぁぁぁぁっ!?? 
tnzt
tnzt
 うん。対話はできるみたいだね 
 ??? ??? ///



        数千年…いや数万年だろうか。
        人との対話が無かったため、何を話せばよいのか分からない。




 …ってなに…この爪… 
tnzt
tnzt
 頭もだよ 
 うわ!?本当だ 
tnzt
tnzt
 もしかしてその反応的に
 元々異形な訳じゃない感じ? 
 そうですね?
 俺はずっと人間です。 
tnzt
tnzt
 ふーん…珍しいね 
 珍しい…? 
tnzt
tnzt
 うん、人間を最後に見たのはいつだったかな…。 
 え、?
 人間なんて外に行けばどこにでも…、 
tnzt
tnzt
 ううん。どこにもいない。
 だから俺 君のこと知りたい! 
 何で産業廃棄物の俺なんか…。
tnzt
tnzt
 名前は? 
 雪炉…あなた。26歳。 
tnzt
tnzt
 年齢まで言わなくていいのに~w 
 じゃあ比較的最近産まれたんだね。 
 近くに集落でもあるの? 
 え…俺は…旅に… 
tnzt
tnzt
 じゃあ僕と同じ感じ? 
 同じ…とは? 
tnzt
tnzt
 死ねないってこと。
 いわゆる不老不死だね 
 えっと…貴方?とは違いますね。 
tnzt
tnzt
 あ、そうだね名前言ってなかった。
 僕 自分の名前わかんないんだ。 
 好きに呼んでよ!
 じゃあ…シュン。
 昔の死んじゃった友達。 
tnzt
tnzt
 へー…僕とは真逆だね 
 …こんなことはどうでもよくて! 
 何で人間が居ないの?
tnzt
tnzt
 …世界が滅んだからじゃないか。 
 もう地球(ここ)にいる人類は僕達だけだよ。 
 …ぇ? 

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