第41話

40.ハグリッドの魔法動物愛
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2025/04/24 10:00 更新
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
マルフォイ…本当に最悪だよ、アイツ!
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
マクゴナガル先生は厳しい方だわ。減点だけでなく、罰則まで課すなんて…!
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
でも、マルフォイも同じ罰を受けるんだ。
朝談話室に行くと、三人は口々にそう言った。
(なまえ)
あなた
……本当に、ごめんなさい…
私は三人に顔向け出来なかった。ドラコは告げ口しないと約束してくれたはずなのに、三人はマクゴナガル先生に昨日の夜のことで厳しく注意され、減点と罰則まで受けたのだ。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あなたのせいじゃないわよ、あなた
ハーマイオニーが優しく言った。
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
そうだよ。あなたがあやまることはないよ。
ハリーも優しく私の頭を撫でた。
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
でもマルフォイのヤツ、あなたのことだけ特別あつかいしてるよな。
ロンが訝しげに言った。
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
マフラーのことや、今回のこと…きみ、もしかしてスリザリンのスパイなんじゃないのか?
(なまえ)
あなた
いえ、まさかそんな…ッ
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
ロン!
私が慌ててロンに言い返そうとすると、ハリーが大きな声を上げた。
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
あなたがそんなことするわけないだろう!
あまりのハリーの剣幕に、私はもちろんロンもハーマイオニーも驚いているようだった。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
そうよ、ロン
いくらなんでも言い過ぎだわ。
するとロンが申し訳なさそうに言った。
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
…悪かったよ、あなた。やつ当たりしちゃって…ごめん。
(なまえ)
あなた
ううん。みんなに黙って寮に戻った私も悪いから…。
私が答えると、ロンは少し恥ずかしそうに微笑んだ。
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
それにしても、ハグリッドには驚いたよ。まさかドラゴンを育てようとしてたなんて…
(なまえ)
あなた
だからあの時ハグリッドは、ドラゴンの飼い方を調べていたんだね。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
本当に驚いたわ。ハグリッドは、このままこっそりドラゴンを育てるつもりだったのかしら。
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
まったく…ドラゴンなんて、飼えるわけないのにさ。
ロンが呆れたように言った。
(なまえ)
あなた
そのドラゴンは…一体どうなっちゃうの?
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
チャーリー兄さんが来て、そのドラゴンをルーマニアの保護施設に引き取ることになったんだ。
(なまえ)
あなた
そうなんだ…
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
それからハグリッドは、泣きっぱなしだよ。
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
あんな凶暴な生きものに、“ノーバート”なんて、かわいい名前付けちゃってさ。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
ハグリッドにとってあの子は、小さくてかわいい赤ちゃんなのよ。
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
でもあと数日もしたら、小山くらい大きくなるんだぞ。
(なまえ)
あなた
そうなの!?
私はこっそりドラゴンを育てようとしていたハグリッドの魔法動物への大きな愛情とその無謀さに、驚いていた。
(なまえ)
あなた
生きものを育てるって、大変なんだね…
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
しかもハグリッドが好きなのは、とびきり“変わってる”生きものだからね…
私とハリーは、思わず顔を見合わせながら言った。

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