第7話

菅原孝支×嫉妬彼氏
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2023/01/14 13:00 更新



◎烏野高校3年生
バレーボール部マネージャー
菅原孝支の彼女








影山飛雄
あなた先輩
あなた
ん?



ある日の午後練後、突然片手にボールを持った影山に話しかけられた。



影山と日向以外の部員は既に片付けを終え部室の方へと向かってしまっていて、体育館に残っていたのは私を含む3名だった。











影山飛雄
今から自主練したいんすけど
影山飛雄
ボール出ししてもらってもいいすか
日向翔陽
おなしゃーす!!
あなた
あぁ、……
あなた
……
あなた
いいよ




一瞬悩みはしたが、やる気のある2人をこのまま残すわけにもいかず了承する




ただ本音を言うと、実は今日は彼氏である菅原孝支と一緒に下校しようという約束がもとよりしてあったのだ。








それだけが気がかりで、どうしたものかと頭をひねらす


このまま何も言わずに自主練に付き合っていたらむくれてしまうことは確かだ。






あなた
ごめん、自主練の前に1回孝支にだけ伝えてきてもいい?
影山飛雄
はい
日向翔陽
おっす!


やる気に満ち溢れる2人を置いて、一旦部室の方へと足を向けた










コンコンッ

あなた
ごめん、今入っても大丈夫?
菅原孝支
いいよーー


ドアの中へと問いかけると、孝支の元気な声が届く




ドアノブへと手をかけ控えめに開くと、中には澤村と孝支が2人で胡座をかいて話していた






あなた
あれ、ごめんお邪魔だった?
菅原孝支
んーん!全然!
あなた
他のみんなはもう帰ったの?
澤村大地
あぁ
澤村大地
スガがあなたを待ってる間俺が話し相手になってただけだよ
澤村大地
じゃ、あなたも来たし帰るな、お疲れ。
あなた
アッ、……



じゃ、と片手を上げて颯爽と帰って言ってしまっま澤村



正直このまま孝支と帰って欲しかったけど残念ながら呼びかけた声は届かなかった。








澤村を見送った孝支は満足そうに立ち上がると1つ大きな伸びをする




菅原孝支
おーし、
菅原孝支
じゃあ俺らも帰んべ
菅原孝支
あなた着替えてきなよ、待ってるから
あなた
あ、…それなんだけどさ
菅原孝支
ん?



早く帰ろう?一緒に帰ろう??と孝支の表情からはヒシヒシと伝わってくる



だけどここで私が帰ってしまってはやる気のある後輩たちに顔が立たない








あなた
ごめんね孝支
あなた
先に帰ってもらえる?
菅原孝支
え、なんで?
菅原孝支
着替えなら全然待つよ?
あなた
そうじゃなくてね、
あなた
私影山の自主練付き合ってから帰るから
菅原孝支
……でも、帰る約束してたじゃん
あなた
そうなんだけど、影山に頼まれちゃって



そう言うと、いっそう悲しそう表情になる



眉は8の字になり、目は潤んでいる







菅原孝支
あなたは俺より影山のが大事なの。
あなた
え?
菅原孝支
もちろん影山が自主練するのも偉いし、それに付き合うあなたも褒め讃えたいけど
菅原孝支
……俺はあなたが他の男と2人っきりなんて嫌なんだけど



いつの間にか距離を詰め、私の両肩に腕をかける孝支




可愛らしく唇を尖らせ、頬をふくらませている









あなた
あ、ごめん言葉足らずで
あなた
2人じゃないよ、日向もいる
菅原孝支
そういう事じゃなくて!
あなた
え?


フォローを入れてみたつもりが、ため息を疲れる羽目に











菅原孝支
……あーもう、
菅原孝支
分かった。
菅原孝支
じゃあその自主練も含め俺も残るよ
菅原孝支
それから一緒に帰んべ


あなた
……え、でも
あなた
孝支疲れてるでしょ、
菅原孝支
いーの!!
菅原孝支
俺があなたといたいだけだし
菅原孝支
それとも何、あなたは嫌なの?
あなた
嫌なわけないよ
あなた
ありがとう孝支




首を傾げる孝支の頬を両手で包み、頬にそっと口付けをする




すると途端に先程までの表情とは打って代わり頬をほころばせ、赤く染めた顔を隠すようにそっぽを向いたかと思うと、優しく引き寄せられそのまますっぽりと腕の中へと収まった








菅原孝支
もうあなた……
あなた
なーに?
菅原孝支
ほんと、すき……
あなた
うん私も。
あなた
一緒に帰ろうね。
菅原孝支







Nono
Nono
暁山さん、リクエストありがとうございました‪^_−♡‬


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