ー車の中ー
え?どーゆーことですか。
虎杖にだけ視えてるって。
私にも詳しくは分からないのですが…
あ、正確には五条さんも視えてるそうです。
でも、あなたさんは成仏してるんでしょ?
ま、まぁそうなんですが。ハ、ハハ
この事態はどちらかと言うとですね、
虎杖君と、そのー・・・
そのって…?なんですか?
あ、いや、まーそこら辺は、
五条さんにお任せしましょう。
我々は黙認という事で。
虎杖君には内密にお願いします。
あ、返事来てる。
おい、飯行くぞっ。
あー…ラーメン頼んどいて。すぐ行くから。
先行ってるわよ〜
おー。…あ、チャーシュー麺ね!
分かったよ。早く来いよ。
ん。
ホントにあなたが返事したのか?
メール開けんの、こえ~…
…………………………………………………………………………
「今日バイトだよ。昨日はごめんね」
昨日、泣いたから。だよな。
辻褄合ってる。
「そか、学校終わったら店に行くな!
ヒマワリ、さすがに元気無くなってきたw」
「すごい^^元気にしてたんだ!
待ってるね」
「俺の手入れの賜物だな(^o^)v」
ー食堂ー
あんた、いちいち虎杖の言葉に敏感に
反応し過ぎなのよ。
構えてんじゃないわよ。ダッサッ モグモグ
うっせ。お前だって同じだろっ。
動揺してんじゃねーよ。 パクパク
でもさー、ちょっと気になるわね。
アイツが恋するなんて。
てか、アンタも好きな人とかいんの?
いねーよ。
わっリー。…て、アレ?
俺のチャーシュー麺は?
伏黒、頼んでなかったわね。
…スマン
午後から突然、任務になった。
何時になるか分からんし、悪い事しちゃったな。
とりあえずメールしとこ。
ー任務後 車の中ー
楽勝だったわね~。お腹すいた
何食べる?
そーだな…おい、虎杖何がいーんだ?
飯なぁ…うーん。伊地知さん、今何時?
19時過ぎです。どうされました?
さすがに、帰ったよなぁ。
居るわけ無いか。
そっか。
どーしたんだ?
でも、な。…おし、行ってみっか。
ごめん伊地知さん車停めてっ。
はぁ?どこ行くのよ?
ち、ちょっと野暮用〜
ダメですよ。私、怒られますから。
それに、虎杖くんは特に、
えっ!
伊地知さんっ
何時どうなるか分からない
モノを宿していますから…
そ、そーゆー事よ。あんたのせいで
私達まで怒られたらどーすんのよ。
ハハ大丈夫っ。
伊地知さんのフォローはしとくからさっ。
わりぃ。
車から降りて、一目散に花屋へ走った。
ー花屋ー
電気が付いてる。
(覗く)あれー、いない?
虎杖くんっ
ビクッ なっ。
アハハハ なっ。て。驚かせてごめん。
ビックリした〜ハハハ
ごめん。…遅くなって。
もぅ、帰る?
アハハハ ううん、走ってきたの?
///おっ。
ありがとう。ハハハ
その笑顔で、任務の疲れも吹っ飛んだ。
……………………………………………………………………
ー店内ー
あ、そうそうヒマワリさ長生きする
方法ない?
水換えのたびに栄養剤入れてっけど
顔が下に向き始めててさ〜
うーん。もう結構経つもんね。
・・・ちょっと難しいかもな〜
マジかぁ〜
・・・クス なーんかさ、アイツ見てると
ニコニコ笑ってるみたいでさ。ハハハ
ぇ…へー。フフフ
元気になるっつーか。頑張れるつーか。
フフうん。
そこに居ないとダメなんだよなぁ
…だから、居なくなるとかなー
ぅん。
てさ、俺、あなたに告ってる様なもんだろ。
そか。
・・・大切なヒマワリになったねハハハ
ドキッ///…ハハハいつの間にだなっ。
記憶の無いメールでは俺はゆーちゃんて呼ばれてて
俺は彼女の名前を呼んでる。
もし、連動してんなら
それを教えてくれたのはさ…
///…あなた…じゃん?
///そぅ、なんだ。アハハ
そーだろ?
今更部屋からなくなるのは困んだわ…
何とかなんない?
う〜ん・・・
あ!そしたら、持って来て。
枯れちゃう前に、フフフねっ!
え、なにすんの?なに???
ナイショ。フフ
俺は結局何も、聞けなかった。
ただ、店にあるヒマワリ見ながら
あなたに気持ちを伝えられた気になって
ちょっとだけ、晴れた。
あなたの気持ちは分からんけど…
よっ。
五条さん・・・
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!