第36話

夢に向かって
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2022/06/12 14:09
高橋side



11月12日。


俺らはデビューをした。


たくさんの人に祝福された日だった。


その日は朝から大忙しででも疲れたりなんかせえ


へんかった。


だってすごく楽しかったから。






西畑「じゃあまた明日から頑張ろうな」

道枝「はい!」

藤原「じゃあホテル戻るかー」

高橋「ねむ〜」

大西「もう0:00だしね笑」

高橋「帰ったら風呂入って寝よっと」

大橋「俺もそうしよっと」




この日俺らは間違いなく夢への一歩を進めた。


実はまだファンの人に隠していることがある。


それをファンのみなさんに言うのか言わないのか

みんなでたくさん考えている途中。

でも本人はねそのこと言ってほしいみたいで、



高橋「明日謙杜のことメディアに本当に流していいん?」


電話で流星くんにそう聞いた。


大西「恭平風呂入って寝るんやなかったん?」

高橋「そのつもりやったんやけど明日っていうか今日か、」

高橋「なんか緊張してきちゃって、」

大西「たしかに緊張してきた笑」

大西「う〜ん」

大西「でも謙杜が望んでるから‥」

大西「あんなに頑張って書いた手紙を無駄にするのは‥」

高橋「そうだよね、」




あの時もらった手紙の中に紛れてた


なにふぁむへの手紙。


あれをみなさんに伝えるのかずっと考えてた。



大西「恭平もう寝なね」

大西「ちゃんと寝なきゃ今日絶対手紙読んでる途中寝るよ笑」

高橋「寝るわけないやん笑」

大西「そう?笑」

大西「とりあえずおやすみー」

高橋「うん。おやすみ」









高橋「もう寝るか、」


今日の世界なんて全くわからない。


だからこそ怖い。


高橋「大丈夫だよね」

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