私の名前は あなた。現在、部屋にいる。
さとみは、隣で寝ている。ころんは、部屋でカタカタと作業をしている。
ピロンッ
ひとつのメッセージが、さとみのスマホからなった。そう浮気相手のかれんって人からだ。
私が、さとみの浮気に気づいたのは一昨日だ。
一昨日、飲みに行くといい帰ってきたのは朝の6時
私も起きていて、ソファーにもたれかかっていたら、後ろからバックハグをされた。
その時に、いつもは香らない。香水の匂いがした、その匂いは、明らかに女物の匂いだった。
その事をころんに伝えたら、すぐさま動いてくれた。さすが、私の父が認めた情報化。
私は、ころんに呼ばれた。
ついて行くと、ころんはパソコンを見せた。
パソコンには、今日、さとみはかれんと遊びに行くってことが書いてあった。
ころんは、人のスマホを勝手に操れる才能がある。さとみのスマホを勝手に覗いたのだろう。才能の塊じゃんと心の中で呟いた。
莉犬とジェルに頼むか。ところんと話していたら…
と言われた。私は、いつもみたいに返事をした。
全くカップルが話しそうな会話じゃない
ころんに関しては、すごく怒っている…
さとみside
俺は、さとみ。一応あなたの彼氏。
二股してしまった理由は、あなたが仕事?で構ってくれなくて、ついついほかの女に手を出してしまった。本当に仕事なのかも曖昧。俺みたいに浮気してるんじゃないか?と、たまに思ってしまう
本当は、嫉妬して欲しかった。まだあなたに対する愛は変わらない。だけど、浮気のせいか。あなたと距離が遠く感じてしまって冷たい態度を取ってしまう。
俺は、どうするのが正解か不正解か分からない…
いかがでしたか?
続きはまたあした!!
おつはね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。