リクエストありがとうございます！


💛と🩷は、しこたま酒を飲んでてほしい……笑

🩷ＳＩＤＥ

色々あってバリ凹んどる。立ち直れない。マジで死にたいレベル。ほんまはこの仕事合ってないんやない？今から別の職業につけるんかな……。

淳太に声かけられた。そんな元気なさそうな顔しとるのか。心の中で思ってるだけのつもりやったのに。

オレの肩をぽんぽんと叩きながら言ってきた。飲んだら少しは気が晴れるやろうか？

というか、心配してくれてるのが少し嬉しくなってふざけてみたくなってくる。ただ甘えてるだけとも言えなくもないが。でも、それを淳太なら許してくれるから。

なんて会話をしたけど、仕事終わった後にふたりで居酒屋にいるわけや。

雑談して、何杯もハイボール飲んで、そろそろ日本酒にしようかなとか考え始める。何も言ってないのに淳太が頼んでくれる。

アホとかバカとか言われるかと思ったのに、想像と違ってた。嬉しくて泣きそうになってくる。ほんまに心配してくれとる。

ふたりして黙ってそれぞれのペースで酒を呷る。

めっちゃ高いやつやない？1本10万は優にするはず。

レアなお酒は大好き。どんな感じなのか気になるし。

というわけで、淳太の家に来た。相変わらず夢の国のグッズがたくさん並んでいる。少し落ち着かない笑

早速ラフロイグをストレートでいただく。独特の香りを少しだけ楽しんでから口に含む。まずは甘み、その後悪くない苦みが来る。好き嫌いが分かれるってよく言われるけど、嫌いではない、かな。

特に会話もせず、お互い杯を傾ける。今日は随分と飲んだ。さすがに少しぼうっとはしとるけど、嫌なことを忘れられるし、心地良くてまたグラスに注いでしまう。

いきなり話しかけられて、考えてること読まれてるのかと思ってびっくりした。

心がつかれてる時に体まで疲れるようなことしたくないねん。それなら普通に酔っ払って寝てたい。何もせんくてええならええけどさ。

ん、待ってどういうことやねん？？何？何？？

って言いながら淳太は席を立つとオレの後ろに来て、後ろからオレを抱きしめた。一瞬意味が理解できんかったけど、はっと気付いた。

食われる？！

淳太の手がオレの股間付近まで伸びてきた。あかん、ムズムズする。なにこれ？あれ？えっ、勃ってきとる？！

耳元で囁かれて、不意に悶えてしまった。わかんない、何、ほんまに何？媚薬？？？？

首を執拗に攻められて、無意識に声が出てしまう。

今度は耳朶に快感が走った。

ああ、これはもう理性なんか捨てたほうがきっとええ。いらんこと忘れたいし、もっと気持ちようなりたい……。

淳太に首をくいっと横に向けさせられたと同時に、淳太の唇が触れてきた。

淳太に全部脱がされて、バスルームに押し込まれた。シャワーを浴びつつ、後ろからオレの全身を愛撫してくる。

って言われると確かにその通りやと思ってしまう。現に、まさかそんなとこが？！みたいなところに指を這わされて、女みたいに善がっとる自分がいるわけで……。

オレのオレには触れられてないのに、身体が熱くて何かを求めてる。何やろ、何が欲しいんやろ、わかんない。

急に後ろの孔付近を触られて、変な声出た。

知らないわけやない。知識としては知っとるけど、そこを調教されたいと今までに一度も思ったことはない。

思わず下半身に力が入る。何か起こるかわからなくて怖い。

半信半疑や。慣れないところに異物が侵入してくる。苦しい？気持ち悪い？得も言われぬ感触が襲ってくる。

けども、期待もある。ほんまに言う通りになるなら悪くはないかなと思ってしまうし、ナカを弄られると同時にまた背中や脇に舌を這わされて、気持ちは昂る方向に進んでいる。

ナカで指が動いて何かに当たった？知らない快感が全身を駆け巡る。

気持ちいい、なにこれ、どういうこと？？？

堪らなくなって、壁にもたれ掛かる。足の力が抜けてく。ほんまに、何？？？

淳太の指がさらに激しく蠢き出した。ただ一点を攻められてるだけなのに、ずっと全身が心地よくて、とろけてしまいそう。喘ぎ声も止まらない。止めようとしても無理。

？？？

今まで知らなかった快楽の波が全身に襲いかかってきた。オレはその中で溺れてる。淳太はまだ指を抜いてはくれず、同じように同じ場所を攻め続けてる。

もっと欲しい

もっと

さっきまで何を悩んでたんやろ。どうでも良くなってきた。

全身が熱い。

おわる