リクエストありがとうございます✨


そこに至るまでの過程を書きたくなったのでかなり長くなりました。

あかん、🩷🧡に目覚めそう笑

🩷ＳＩＤＥ

照史のファンは男性が多いらしい。男性の思うカッコいい男性像に当てはまるからだとか。しらんけど。カッコいいはわかる。その上性格もいいし、自分から率先して物事を進めていける、言い換えたらリーダーシップもある。年上の３人は人を引っ張ってくところには特に長けてる。そういうところには確かに憧れはある。

一方で、ゲイにも人気があるらしい。ゲイバーでそんな話を聞いた。いや、オレがゲイなわけではなくて付き合いで行っただけやからな。ムチムチな身体に抱かれたい、逆に抱きたいという人もいた。なるほど、そういう視点で照史を見たことなかった。神ちゃんとか淳太ならかわいいから抱きたいは理解できるねんけど、照史は正直どうなんや？

見てたと言うか、考えてた。

照史とは一緒におったら楽しい。たまに遊びに行く時があるけど、その時も相手を楽しませようとすごく気を遣ってくれてる。

単に照史の男らしさを体験できるかなって思っただけ。

約束の日。照史がオレの家の近くまで迎えに来てくれた。

フルフェイスのヘルメットとプロテクター各種を渡してくれた。全部装着すると結構ゴツい。

なるほど。車で窓ぶっ放して走ってるようなもんやしな。

女子っぽくぶりっこポーズしたら、呆れた目で見られた。ちっ。

照史が先にシートに跨がる。その後ろにオレも跨って照史の腰に手を回した。ちょっとドキドキする、きゃっ♡

インカムを通して声が聞こえてくる。そんなに信用ないんかオレ笑

大きなエンジン音をふかしながら出発。サイドミラーをちらっと覗き込むと照史が映り込んでた。確かにこれはカッコええな。オレも免許取ろうかな。

しばらく下道を走ってから高速に入る。体感スピードがえげつない。車よりもめっちゃ速く感じる。風も気持ちいい。

今日の予定は、某所まで行ってラーメン食べて戻るだけ。お昼くらいには目的地のラーメン屋には着く予定。

気づいたら目的地近くまで来てた。景色も楽しみつつ他愛もない会話してたら数時間とかあっという間やな。

ラーメン屋はすぐにわかった。駐車場はバイクと車でいっぱい。バリ人気店やんけ。けど、回転は早そうや。列の末尾に並ぶ。ずっと同じ姿勢でいたから体がガッチガチや。

ラーメンうまかった。照史は替え玉してた。オレの方が先に食べ終わったから照史がラーメン食べるのを眺めていたんやけど、ほんまうまそうに食うねん。ずっと見てたくなる。照史に食いもんとか飲みもんのＣＭ来ないかな。

もう少し食べてるとこ見たかった笑

近くに見晴らしのよい丘があるらしいので、そこに寄ってから帰ることにした。

丘からは、遠くに湖、さらにその奥にはまだ雪を冠している山脈がうっすらと見えた。なんというか、開放感がすごい。都心におるとこんな先までずっと何もない場所なんかなかなかないからな。海の上くらいか。

ふと、照史を見た。目を細めて遠くを見渡している姿が、なんやろう、童心に帰った子供みたいでかわいかった。そっか、かわいい。そして、急にそのかわいい顔にキスしたい衝動に駆られたけど、必死に抑えた。

オレの心の中を読まれたのかと思って一瞬焦ったが、杞憂やったようだ。

言われてみると確かに少し眠い気もする。昨日は遅くまで仕事やったのに、今日は少し朝早かったし。

温泉入るのも悪くないし、途中で寝るわけにもいかないし。ちょうど良さそう。

地図見て向かった近くの温泉は激混みやった。さて困った。

照史はスマホで色々調べてくれとる。

高速のインターの近くに何軒かあったな、夜になったらキラキラ光りそうな建物が。

で、やってきた。まぁ、そういうところなわけで、中の装飾は少しギラギラしててエロい。けど、部屋はそうでもなくてベッドが占める面積が広いだけの普通の客室やった。

プロテクター類を外すと体が軽くなった。革ジャンと革パンも脱いだ。さて、昼寝すっか、いや汗かいたしその前にシャワー浴びよかな。

照史も眠かったのか、すぐにプロテクターとライダースーツを脱ぎ捨てると広いベッドに大の字に寝転んだ。

とか言うたくせにオレが戻ってきたら、ランシャツ一枚に枕抱いて無防備な顔で爆睡しとった。

はぁ、なるほど、かわいい、かわいい？

指先でほっぺをぷにっと突いてみたけど反応はない。まぁえっかと、照史の横に寝転がった。

少しだけ、照史抱きたいと言ってた人たちの気持ちが理解できたようなそうでもないような。少なくともかわいいのは理解できた。なんやろな、女の子的やなくて、小動物的なかわいさというか。

ふと、照史の体を見てたら、なんか痕みたいなモンが目に入った。胸板の上部と腕。見えないとこにもあるんやろか？誰が付けた？女？それとも……？

オレがじっと見てたからか照史が目を覚ました。シャワー空いたよって言おうとしてやめた。

見える位置にある痕を１つずつ指先でなぞった。

おっと、少し焦ってるような口ぶりや。これを見えないことにするのはだいぶ無理がある。狼狽える照史をもっと狼狽えさせたくなってきた。無言で照史のランシャツに手を伸ばして捲ってみた。はい、予想通り。脇とかお腹にもしっかりと痕がある。

照史はオレの手を叩いてランシャツを元に戻した。でも、もう見ちゃったし、何、顔赤くしてん？？

そんな姿を見て無性にいじめたくなってきた。

って口で言う割には、オレが後ろから抱きついても抵抗もしないし、何なん？笑

ふーむ、抱き心地はかなりいい。ふかふかしとる、というか。

一瞬言葉に詰まったところをみるとビンゴか。

この業界色んな人が居るので、別に照史がそっちの趣味があったところでなんの不思議もないし、オレも別に抱くことくらいはある(逆はお断りやけど)。

うなじに歯を立てたら淫らな声が聞こえてきた。

そっか、ネコやな、これ。

そして、ヤれそうって思い始めてきたオレもオレやな。どんな感じなのか興味出てきたし、そーゆー気分になってきた。ラブホを選んだ己を恨んでくれよ、桐山さん。

照史の耳元で囁いた。その必要がある状況かわからんけど、だらだらと口説くの面倒くさいし、直接的な言葉を選んで言った。

何も言わないし、何も抵抗しないからから同意とみなしてシャワールームに連れてった。昼寝？後ですればええんちゃう？

一緒にシャワー浴びてすっきりしたところで、照史をうつ伏せにベッドに沈める。もちっとした体つきが思ったよりもエロいし、もう全身を熱くしてる。

恥ずかしげに言うのがかわいいな。

ここはラブホ。部屋の片隅に自販機があって、ローションとか追加のゴムの他に、もちろん色んなタイプのおもちゃも置かれとる。いじめるために追加で課金するのはやぶさかではない。照史のぷにっとしたお尻を無造作に揉みながらどれを買おうか思案する。

結局、ローションと、手枷を買った。

後ろ手にして、手首に手枷をつけた。薄いピンク色のファーがついていてかわいい。かっこいいも似合うんやけど、かわいいも似合う。

早速ローションをナカに注ぎ込んで、指を挿れてみる。もちろん、処女なんかやない。そこそこ使ってる感じ。指を前後に動かすと体が震える。

どこが感じやすいかはシャワー浴びながら色んなとこ触ってなんとなく当たりをつけておいた。ちなみに、乳首はあんまり感じないっぽい。くすぐったいが勝つようや。だから、オレが酔って照史の乳首吸ったりしても何も起こらなかった訳や。反応してたら気付いてたかもな。

指がうっすらと締め付けられて、オレのテンションも少しずつ上がってく。指は挿れたまま、首筋から肩、背骨の上と舌を這わす。照史は悶えながら小さく息を吐いた。

がっしりとした筋肉質な体しとるのにネコなんやな、そこはギャップを感じて非常に良い。ガチなゲイな方々はまた違った感想を持つようやけども。

指の数を増やして、さっきよりも激しめに動かすと、喘ぎ声が変わった。

少しずつ素直になってきたと同時に、良い感じに拡がってきた。そろそろ挿れられそう。ワクワク、いや、興奮してきた。

オレのオレもだいぶ本能に忠実な形になってきた。

照史を横向けにして、片足をあげさせる。ソレと拡がった孔がよく見える。ソレは中途半端に反応して、先から液体を垂れ流してた。

照史はさらに息を荒くして、物欲しそうな顔でオレの方を見る。

恥ずかしそうにか細い声でぼそっと言うのもまたいい。普段の照史からは想像もできない。

照史の足をオレの肩に当たるくらいまで上げさせて、ゆっくりとソレをナカに押し込んでいく。思ったよりもきつくて、入口も肉壁もオレのオレを締め付けてくる。けど、やばい、かなりいい。

空いた手で照史のソレをいじると、また締め付けてきた。

オレのせいか、いや、やっぱ色んな男（ヒト）とヤっとんのか、はぁ、全く淫らなやつ。てか、声がデカくなってきた。

まじキツすぎて一回抜いた。ローションをさらに充填してリトライ。今度はさっきよりかはスムーズに奥に進んでく。

腰をゆっくりと前後に動かす。オレの気持ちいいとこに適度な圧力がかかって、堪らなくなってくる。勢いよく突くと、奥の何かに当たった。

腰が止まらなくなってくる。よすぎてまじでヤバい。肉壁と肉棒が擦れて発する音もさらに理性をもぎ取って行く。照史は口からもよだれを垂らしながら自分から腰を動かしとる。

下を向くと、照史の腰あたりにオレの汗が落ちた。

大して触っとらんのに出しやがった。けど、そんなん気にしないで気が狂ったように腰を振った。途中から照史の声も聞こえなくなってきた。

身体の奥から快感がせり上がってくる。それをそのまま照史のナカにぶちまけた。

途中から理性がぶっ飛んだ。イって少しして、めちゃくちゃ息が上がっとることに気づいた。

過去一レベルでよかった。やばい。またヤりてえな。

もちろん、その後すぐ動けるわけもなく、結局朝になってから帰途についた。夜にもう一戦したけどな。だって、腰降ることに集中しすぎて痕付けるの忘れたんやもん。太ももの裏とか尻とかに増やしておいた。誰か知らん奴に宣戦布告や！

行きと同じようにタンデムで帰る。インカムを通して照史の声が聞こえる。

オレ、別に何も悪くないやん。

いい得て妙やったので、納得しそうになったけど違う！

移動中、ずっと照史の腰に手を回してたけど、行きよりも少しだけ身体を近づけた。

ほんまにハマりそう。次はちゃんと、口説こうかな。けど、なかなかセフレから先に進めなかったのはまた別の話。