岩本side
ふっかが熱あるのに自分で言うっていきなり言い出した。
まだ、安静にしてて欲しいけど俺は見守ることしか出来ないから、こんな自分を責めてしまう...
大丈夫とは、言ったけどまだ自分の心臓の音がうるさい。
早く静かになって欲しい
やっぱりあのことを話すのは誰でも苦しくなる
でも、あいつが選んだ道を俺は信じるって決めたから黙って聞くことにした
多分他のみんなも同じだと思う
全員にしっかり目を合わせて言った
夜の9時くらいの時、すぐ近くで起きた殺傷事件
の犯人が保護センターに来た。
その時間はもう消灯時間だから、お母さんは見回
りしてた。
俺はトイレに行きたくなって、廊下を歩いてたら
犯人と鉢合わせた。俺は怖くて声も出なかった
し、足も石のように固まって動かなかった。
そしたら、お母さんが俺に襲いかかってる犯人に
向かって一直線二走っていって、、、、、、
それで刺された...
自分のせいで2人もお母さんを目の前から消した。
あの時ちゃんと考えられていれば、まだお母さんは生きてたかもしれない...
ガタッ
病院
1回切ります。
なんと、4000人超えました!
ありがとうございます!
これからも忠をよろしくお願いします!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!