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第6話

5🔆
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2025/12/21 01:00 更新
まだ、両親と暮らしていた頃
はる、酒買ってこい
僕まだ買える年齢じゃ……
いいから、買ってくるんだ!
ドンツ
お父さん、辞めなさいよ!
なんだ華口答えすんのか?
(((ボコッ
ッ……
僕が父に打たれそうになった時、母はまだ助けてくれた

でも、父は借金を残し失踪した
あの野郎借金残しすぎたろ
あの……お母さん
あんたなんか居なければ……
あんたなんか居なければこうならなかったんだから!
お、お母さん……?
(((ボコッ  


ドカッ
グリッ
……痛い!
黙れ、お前ごときが口答えすんな!
こっちは忙しいんだよ!
かあ、さん……?
ほんと気分悪い
パチンコ行ってくるわ
ご飯って……
適当にそこら辺にあるもんでもくっとけよ
母は父が居なくなって変わってしまった
父の借金を返すために沢山働いていた
でも、時々諦めたかのようにパチンコや競馬へ通い借金を作っていた

そして少しでも気が障ると僕のことを殴ってくるようになった
この家ご飯なんて残ってないのに……
お金、無いか……
家には金もなく食べ物も無く、学校の給食と公園の水だけで毎日をつないだ


お腹には殴られたあと、タバコの痕
服に擦れてとても痛い
時には風呂の水に頭を突っ込まれたりもした
苦しくて必死にもがいた
はるくん、話してくれてありがとう
そんな、ことがあったんだね
思い出したくないこともあっただろうに話してくれてありがとうね
はるくん、もし良かったらなんだけどさこれから僕たちと一緒に住まない?
え、
いいんですか?僕なんかがいても何も役に立てないと思いますよ
はるくんは凄いよ
今日だってうちの湊の事
見つけてくれたでしょ
そして、景と藤次郎とも仲良くしてくれてる
僕は、はるくんが思ってる以上に楽しく過ごして欲しい
いいん、ですか?
うん、みんな歓迎してくれるよ絶対
僕、入ります!
そして、皆さんの役に立てるように精一杯頑張りたいです
ありがとう

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