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第7話

嫉妬....?
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2024/03/18 16:35
あなた
凉?
シルク
....
あなた
凉ってば
シルク
....なんだよ
あなた
いや、その....怒ってる?
シルク
別に
あなた
....そっか
シルク
....
いや明らかにおこってる。
いつもと対応が違いすぎる。
....なんかしちゃったかな....
今日私は家に帰える予定でいる
車から降りて、マサイさんの家についたときから
涼は機嫌が悪い
もうすぐお別れだっていうのに....
えまって、そもそも推し様の家にいれたことが奇跡じゃん
....帰りたくねぇッッ
でも、推し様達に迷惑かけるわけいかないし.....
あー....ッ、がえ"りだぐな"ぁい"ッ....
ねぇねぇ、あなた今日帰っちゃうんでしょ?
あなた
うん。今日でバイバイ
ちょッ!バイバイとか言わないでよ!
またねでしょ!またね!
あなた
あ、ごめんwまたね、
....
あなた
....
やっぱりやだ!またねもダメ!
あなた
ぇ、ぇえ?
やだよぉ!あなた東京に住んじゃいなよ!
引っ越して!
あなた
そんなこと言ったって無理だよw
うぅ....グスッ
あなた
へ、ぇえ!なかないでよ!
またあえるかもしれないじゃん!
またじゃやなの!!今あいたいの!!
あなた
会ってるけどね....
ダーマ
お前あなたのこと好きすぎだろ
寂しいの!!仕事ばっかりやってて
友達できなかったんだもん!
あなた
.....私も寂しいよ、春と別れるの
あなた....ッ
ダーマ
大丈夫だって、お前には俺がいるだろ?
いや!ダーマさんなんかいや!
ダーマ
=(゚∀゚ )⇒グサッ!!ゴフッ....バタンッ
あちゃー、わかるよ、
好きな人からのマイナス発言は死ぬよね~....
ナイフ並みだよね~....
ンダホ
ダッだだだだだだダーマ?!
大丈夫?!
マサイ
なにしてんの?
あなたと比べたらダーマさんなんかじゃ
アリと宇宙の差がある!
ダーマ
=(◎-◎;)⇒グサッ!!ゴブッ....!
すごいな春、そんなに私のこと思ってくれてるんだ。
て言うかほぼ、ダーマさんへの不満ぶつけてるだけじゃ....
モトキ
は、春ちゃん?!やめたげて!
ダーマが死ぬ!
スタッフ
やだ!無理!
ダーマ
=\(◎o◎)⇒グサッグサッ
ダーマ
ゴフッ....!!グハッ....
ダーマさんなんか、
あ、それは不味いのでは....止めないと
推しにしなれたら困る....!
ンダホ
は、春ちゃん....?
ザカオ
やめとけ、春
ダーマさんなんかッッ....!
ダーマ
ッ....
だいきッ....!
あなた
ストーップ!
ッ....!
あなた
私の問題だから、
ダーマさんにあれこれ言ったって
しかたないよ
で、でも....
シルク
そうだぞ春、文句言ってる暇あったら
あなたと思い出作れ
....あなたとシルクさんが言うなら....
ンダホ
あなたちゃんすげぇ
ザカオ
俺たちが言っても止まんなかったのに....
モトキ
シルクもすげぇよ
マサイ
WWWW
ダーマ
....
ザカオ
ダーマ、大丈夫か?
ダーマ
別に、....傷ついてなんかないしッ....
ンダホ
いや分かりやすすぎ
ッ....(プイッ)
ダーマ
....
「一回目のまたね」
その後私は、みんなに駅まで送ってもらって、
無事に電車....じゃなくて、新幹線にのれた。
たった1日と少しの思い出だったけど、
めちゃくちゃ楽しかったッ、名残惜しすぎる....
できれば帰り際全員と握手したかった....!
でも、....涼はピリついてるし、
ダーマさんと春はイガイガしてるし....
気まずかったからそんなこと言えなかった....
....はぁ、最後のチャンス逃しちゃった....
まぁ、人生に一回くらいしかない楽しさを味わえたんだし....欲張らない欲張らない....
あなた
は....?
家に帰ったら、綺麗サッパリ片付いた部屋に、
ダンボールの山ができていた
あなた
なにこれ....
あなた
お母さーん、お父さーん....?
あら~!おかえりー!
どうだった?涼くんとのデート
あなた
デートなんかじゃないよ、
ただ神様に会ってきただけだから
神様?神様にあったの?
あ、神社にでもいったのかしら?
あなた
違うってば....
それより、この状況は....
ガタガタッ
ゲホッゲホ....あ、おかえりッ....ゲホッ
あなた
お父さん?!ほこりほこり!
あぁ、大丈夫だよ、....
今日はデート、楽しかったか?
あなた
いやだからデートじゃないって....
神様に会ってきたらしいのよ
神様に?すごいじゃないか、
どんな神様だったんだ?
あなた
ぁあ!もういいってその話は!
あなた
ていうか、
なんでこんなにダンボールあるの?
しかも家具ほとんど片付いてるし、
あ!いい忘れてたわね、
俺から話すよ
えぇ
あなた
あなた
....え、なに急に....
お父さんな、仕事の予定で、
引っ越さなきゃいけなくなったんだ
あなた
....ぇ
でもな、俺一人だと家事もできないし、
何より、寂しくて仕事どころのはなしじゃ
なくなりそうなんだよ、
あなた
う、うん....?
だからね、いっそのこと、
みんなで引っ越したらいいんじゃないかって
考えたの
あなた
ちッちょっと待って、流石に安直すぎない?
というか、....引っ越し先って
まさか....
東京よ
東京だ
あなた
....(゜ロ゜)
あなた
....まぁじでぇ~?
まぁじなぁ~んだよぉ
まぁじなぁのよぉ
あなた
ふざけないで
すまん
ついつられちゃって
あなた
はぁ、....
とりあえず、片付け手伝ってちょうだい
あなた
....本当に引っ越すの?
ごめんな、父さんのわがままで
あなた
いや、いいけどさ....なんか、寂しいな
それに、少し現実を受け入れられない
自分がいて....
まぁ良いじゃない、
そのうちまた帰ってくれば良いでしょう。
東京も良いところだし、すぐになれるわよ
家族全員いるから、なにも心配はいらない
あなた
....片付け手伝うよ
ありがとう
荷物をあらかた片付けおわり、布団だけだして寝た
さすがに卒業式には出たいため、
卒業式が行われる日までまった
ー卒業式当日ー
友達
友達
えー!あなたいなくなるの?!
あなた
うん。お父さんの仕事の都合で
東京に引っ越すことになっちゃって....
友達
友達
私もついていきたいよ....
あなたがいないとか、私死んじゃう....
あなた
メンヘラなの?w
友達
友達
違う
あなた
WWWW
友達
友達
じゃあ、東京に会いに行くから
あなた
ん、まってるね
友達
友達
また会う日までさよならまたな
あなた
WWWW
あなた
早くいこう、遅れちゃう
友達
友達
うん!
「卒業式」
卒業証書、授与
わぁー、ついに卒業か、
友達とも、この校舎ともお別れだな
あーあ、楽しかったなぁ
....ヤバい、涙でそうッ....
次私の番だ、行かなきゃ
みんなの顔が見える、
ステージに上ったこと、あんまりなかったからな
あ、お母さんとお父さんだ、
泣いてる、やめてよ、私まで....
って、ぇ....
お母さんとお父さんの隣に座ってんのってまさか....
あなた
ッ....!(ガクッ)
あッッッぶね転びそうになった....ッ
校長「大丈夫ですか....?(ヒソ)」
あなた
はい、大丈夫です....(ヒソ)
まさか....チラッ
シルク
....ッw
涼じゃん....
「誘い」
シルク
....
あなたが、今日、家に帰る
俺は自分でもわからない何かにイライラしていて
最後の話すチャンスを逃してしまった
それに、ダーマと春はギクシャクしていて
あなたは最後まで二人の相手をしていた。
多分あなたの人生の中で一番最悪な見送りだっただろう。
悪いことをしてしまったな....
あなたが帰ってから春は、笑顔が少なくなってしまった。
ダーマのことも反省している様子だった。
それと、なんで俺はイライラしてたんだ、わけがわからない
ぁあ、くそッ....もう一回会って謝りてぇ....
そのときだった。
神様が俺の話しを聞いてくれていたようだ
テン テッテテッテレテッテ テテテテテン((←わかる人ならわかる着信音
スマホから着信音がなった
シルク
....誰だ?知らない番号....
ピッ
シルク
もしもし....
『あ、涼くん?久しぶり~』
シルク
ぇ、な、なんで俺の名前....
『あら?覚えてなぁい?私のこと、
ほらぁ、あのこのお母さんよ。あなたの母』
シルク
....ぇ、あー!え!ぉ、お久しぶりです!
『久しぶりねぇ~
声も男らしくなったじゃなぁい?
少し話したいことがあって、
涼くんのお母さんに
電話番号教えてもらったのよぉ。
ビックリさせちゃってごめんなさいねぇ』
シルク
いえいえ、全然。
『本当に大人になったわねぇ。
あ、それでね、お話なんだけど、』
シルク
はい




















シルク
そ、卒業式に、俺が?
『ほら、涼くん小さいころよく
あなたと遊んでくれてたでしょ?
だから、涼くんに卒業式に来てほしくて、
電話させてもらったの。
あなたもきっと喜ぶと思うのよ』
シルク
....でも、等の本人は
この事を知っているんですか?
『言ってないから
多分知らないんじゃないかしら
ほら、何て言うの?サプライズってやつ?
人生で一度はやってみたかったのよぉ』
シルク
....大丈夫ですかね、俺が行っても....
『大丈夫よ、あなたも涼くんのこと
゛好き゛ていってたし』
シルク
えッッマジ?!(ガタッ)
『あらあら、ふふふ
涼くんもそうとうあなたのことが
好きなようね』
シルク
ぁ、いや、違ッ、す、すいません
取り乱してしまって....、
好き....か、
いや、もちろん意味はわかっている。
多分、それは友人としての言葉だ。
なに一人で暑くなってんだよ俺....ッ
シルク
わかりました。卒業式いきます。
いつごろですか?
『明日よ』
シルク
明日....!?
『ええ、本当に急で申し訳ないけど、
よろしく頼むわね、それじゃあ』
プツッと切れる音がした
俺はそのあと、メンバーに許可をとり、
田舎に行く準備をした

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