あなたの下の名前 SIDE
その後、アイツ…
確かサンジ?だったか何だか忘れたが、
さっきまでずっと隣にいたな。
ずっと喋りかけてくれていたし…
一応少しは相槌を打ったが…
話しかけても意味は無いのに…
私が普通では無いのはわかるが…
……でも、
話は面白かったな…
飲み物も美味しかった…
駄目だ。
こういう事を、考えて
この船に乗って、
迷惑をかけてしまう。
そんな事をすぐ考えてしまう
…いや
”起こってしまうから考えてしまう“
それが正解なんだろう。
私は1人で行動した方が合ってるんだ
仲間を作ってしまったら
また、あの事の二の舞じゃないか
それならば
私は一生1人でいいんだ…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!